愛するベルと 弟サム

愛するベルと 弟サム

最愛のシーズー・マルとの別れ 保護犬との出会い ベルとの未来

CATNAPでのお預り


黄色い花未来くん黄色い花

動物愛護センターから2008.3.27 CATNAPに保護されました。

我が家で20084.5~5.24ご滞在 可愛さに磨きを掛け、私達を虜にした後、

綾瀬市のN様の次男として、愛情たっぷり幸せに暮らしていますラブラブ


ヒマワリサムくんヒマワリ

動物愛護センターで殺処分になる寸前にCATNAPに保護されました。

縁あって、2008.8.10~我が家で仮住まいスタートビックリマーク

ゆっくり休んで楽しく遊んで運命の糸を見つけるまで一緒に過ごします音譜

2008.10.22 我が家の次男になりましたクラッカー



Angel's Tale シーズーレスキューネットワーク

詳しくは8月7日の記事 をご覧下さいぺこり


○物資のご支援○

支援物資の送付先が変わります 新しい送り先が決まり次第、こちらに掲載します


お手数ですが、ご支援お申込みフォームよりご連絡をお願い致します
 
ご支援お申込みフォーム
ご支援のお申し出、心からお礼を申し上げます
金券類(商品券や切手等)も大変助かります。

○活動資金のご支援○


ゆうちょ銀行
 記号 10970 口座番号 30126341
 口座名義 
 エンジェルズテール シーズー レスキュー ネットワーク

銀行からの場合
 店名: 〇九八 店番: 098 種目:普 口座番号 3012634
 口座名義 
 エンジェルズテール シーズー レスキュー ネットワーク

○活動協力をしていただけるスタッフも募集中!


ご不明点はプチメ、もしくは
angelstale@amail.plala.or.jp まで お問い合わせ下さい。


↓保護わんこたちの一覧です↓
    愛するベルと 弟サム

    愛するベルと 弟サム


Amebaでブログを始めよう!

 

お久しぶりの投稿で、長々とすみません

今日中にどうしてもサムのことを伝えたくて

 

次のICGリポを3月1日に控え

 

そろそろ高濃度ビタミンC点滴、オゾン療法、レーザー照射、丸山ワクチンをお願いしよう

と、2月27日に病院に行きました

 

当日朝は、いつものように私の手から朝ご飯を完食

車に乗る前に少しだけお散歩して

 

病院に到着して、抱っこで階段を登って受付

待合室は混みあっていたので外の椅子で待機

 

寒かったので膝に乗せて抱き締めていましたが、待ちくたびれのか下に降りたがり

降ろすとぴょんぴょん歩いて階段の前まで行き、私を振り返って見つめるサム

明らかに「帰ろうよ~」と言いたげな視線

 

もうちょっとだからね~頑張ろう!なんて話してると一人の男性が隣の椅子に座り

サムをたくさんナデナデしてくれました

 

すると診察が終わった小さな柴犬ちゃんが出てきてサムに興味津々

クンクンと嗅ぎあってご挨拶

聞くと、まだパピーちゃんでした

 

そうこうしているうちに呼ばれて

まずは点滴を開始、オゾンとレーザーを済ませたら私が呼ばれて付き添うのがいつものお決まりです

点滴の時間が長くてサムが飽きて吠えてしまうので・・・

 

今回はレーザーの途中で少し吠えてる声が外まで聞こえてきて

看護師さんが、良かったらもう付き添ってあげてくださいと呼びに来ました

 

混みあっていたので看護師さんが足りないようだったのですぐバトンタッチして

残り5分ほどのレーザーの間、なだめながら無事終了

 

そして、診察室の隣の小部屋に移動してサムと二人きりで点滴が終わるのを待ちます

 

ガラス張りで診察室が見えるのですが、その日は寝たきりの子が多くて胸が痛みました

みんな頑張れ!と心の中でエールを送っていました

 

サムは台に乗せたり抱っこしたり、色々してもすぐ飽きてもがくので

私の膝の上に人間の赤ちゃんのように座らせて(このスタイルはサムのお気に入り)

後ろから肩や脇のあたりをマッサージして、やっとピーッと点滴が終わる音がしました

 

すると看護師さんがやってきて、今日は落ち着いてましたね~最後まで薬剤を落とし切りますね

と言って、機械から点滴のチューブを外してバッグを持ち

お腹のところでギューっと丸めるように折りたたみながら点滴バッグをぺちゃんこに潰しました

 

はい、終わりました~と針を抜いたその直後

 

サムは私の腕の中でぐ~っとのけ反り

あれ?なんかおかしい!と言った直後にキャーン!キャーン!キャーン!と悲鳴を上げ

先生!先生!と呼ぶも、他の患者さんと話している

 

それでも必死で、おかしいです!と言うと先生も気づいて急いで駆け寄る

そのまま診察台に寝かせようとすると、完全に脱力

 

先生も慌てて、挿管!挿管!と叫ぶ

もう一人の獣医師さんと看護師さんがバタバタと挿管の器具と酸素の機械を持ってきて

先生はサムの心臓マッサージをしている

 

私は何が起きたのか分からず、ただ震えて見てることしかできない

 

そんなわけない、すぐ戻ってくる

今は先生の邪魔をしちゃいけない

 

そんなことを思いながら見ていた

 

酸素を送るタイミングで、サムはたまに反応する

でもそれもしなくなってしまった

 

気付くと10分くらい経っていた

 

先生に「もう戻らないんでしょうか・・・」と聞くと、まだわからない、と

でも時計を見て、厳しいかもしれない・・・と言いなおしました

こういった状況は初めの数分が勝負

今回はすぐに対処できたから、戻るときはすぐ戻るはず

 

「もしこれから戻ってきたとして、酸素を送っているから脳に障害は残らないんですか?」と聞くと、

いや、残る可能性が高いと

 

私が決めなきゃいけないのかな

先生はそれを待ってるのかな

でも諦めたらそこで終わってしまう

どうしていいのか分からない

 

でも、管につながれて心臓マッサージをされているサムを見ていて

もうこれ以上可哀想、と思いました

 

先生に、「もう無理なら・・・」と声を振り絞りました

そしてサムの耳元で、

「もうやめちゃうよ?いいの?戻ってこれなくなっちゃうよ??今日まだおやつ食べてないよ!!」

大声で言いました

 

それでもサムは動きません

 

先生が聴診器を当てても心臓は動いていない

 

そこで蘇生は中止しました

 

嘘でしょ・・・嘘でしょ・・・それしか言えません

いつものようにお会計して車に戻り、お水を飲ませてあげて帰ったらご飯、おやつのつもりでした

 

サムの遺体を抱いて帰ることになるなんて

 

リスクのある治療でも何でもない

 

呆然としていると、先生は残念そうに

これだけ大きな腫瘍を抱えていたので何が起きてもおかしくなかった、とは言えます

恐らく脳か心臓か・・・血栓が飛んで発作を起こしたんでしょう

腫瘍は常に細胞分裂を繰り返しているので、壊死した細胞が血栓のように飛んでしまうこともある

今、ICGリポを始めて上手く効いてくれて腫瘍の壊死が多かった可能性もある

腫瘍融解症候群というんですけど・・・と

 

もう、その時はそんなことどうでもよくて

何を聞こうが知識を得ようがサムは戻ってこない

 

私とサムは、これからのつもりでした

治療の方針も決まり、身体の状態も今すぐどうこうと言う状態ではなかった

 

そのまま病院で身体を綺麗にして処置をしてくださり

タオルに巻いて車に乗せ、帰宅しました

 

車を出す前に、彼と家族のグループラインと職場の社長にライン

すぐに妹から電話、声を聴いた瞬間に涙が溢れて

そして社長からも電話があり、泣きながら状況を報告

それでもまだ実感がありませんでした

 

その後、ナナママさん、ぺろままさんにラインをして

とにかく無事に家にたどり着かなければ、と運転に集中しようにも

頭の中では今日の病院での出来事を何度も何度も巻き戻すように思い出してました

 

何が起きた?何かきっかけがあった??

 

家に着くと、彼が駐車場で待っていてサムを迎えてくれました

 

それから今日で3日

 

ショック状態は続いたまま、何をしていても考えてしまうし

サムが旅立ってしまった事実を受け入れ始めてからはさらに苦しみが始まりました

 

今日何故ブログにこのことをお知らせしようと思ったか

 

明日サムの火葬をします

その前にサムとの出会いや思い出を辿ろうと、過去のブログを読んでいたんです

すると、サムを預かり始めた頃から応援してくださっていた方やコメントでやり取りしていた方々を思い出し

 

我が子になった時からあまりブログに登場することは減ってしまいましたが

当時交流させていただいていた方にすごく不義理をしてしまっていたことに気づき

今はもう見に来られることも無いとは思いますが・・・

ここできちんとご報告しないといけない、と思いました

 

突然の長い長いお話に付き合ってくださった方がいらしたらありがとうございます

 

まだサムの身体は我が家のいつものお気に入りのベッドにいてくれて

穏やかな寝顔で今のなお私を癒し続けてくれています

 

本当に突然のことだったので、まだサムを呼んでしまうし

たくさん残ったサプリを見ると現実を思い知らされ苦しいです

 

サムが動き出して戻ってくる夢も見てしまいました

サムは起きだしてすぐブルブルっとしてお水を飲みに行き

先生に言うと「たまにあるんですよ~」と言われ、急いで火葬しなくてよかった!と

そして大喜びで起きてからも夢だと思わず、現実のサムの姿を見て絶望したり

 

サムはこんなにいい子なのに

なぜこんな辛い思いばかりしなくてはいけないのか

 

サムは今日死ぬつもりなんてなかったはず

何が起きたか分かってない

サムの魂は迷子になってしまってないか

 

気持ちはあっちこっちに乱れまくっています

 

 

 

サムの治療経過になります

同じ病気を患っている方にしか興味のない内容かもしれません

 

----------

 

そして術後

緊張の毎日でしたが、サム自身はあまり気にしていなくて

断脚した左側を下にして眠っていたり

 

痛みが無いのだろう、と心底安心しました

 

術後のチェックでは、傷の治りが良くなくて、赤みが引かないので抗生物質が追加になりました

それでもなかなか治らないので検査をすると、耐性菌があるらしく

サムには効かない抗生物質が多いことがわかりました

 

有効な抗生物質を飲むとすぐに傷は綺麗になりました

 

知らない人に可哀想と思われるのが嫌で、隠そうとしたこともありましたが

サムが3本足でも楽しそうに歩くので、私も気にしないことにしました

 

断脚した脚を検査に出した結果、やはり悪性度の最も高いグレード3でした

完全切除出来ていてマージンは取れているが、一部危ういところがあるとのこと

先生からは、悪性度が高いので念のため抗がん剤を、と勧められましたが

これ以上サムのQOLを下げるのは避けたかったのでやらないことに決めました

 

術後の経過は極めて順調でしたが、やはり全身麻酔と大きな手術で体力が落ちていたんだな・・・

と気づいたのは1か月ほど経った後、サムの体力がが完全に戻ったと実感したときでした

 

それからは、癌に良いと言われるものは片っ端から試しました

紅豆杉、冬虫夏草、βグルカン、アガリクス、免疫力UPに乳酸菌

 

食べムラのあるサムに、確実に飲んでもらいたいので

ウェットフードに混ぜて毎食私の手から食べさせていたら、自分でご飯を食べなくなってしまいました

それでもいい、いつもベルの次で遠慮していたサムに思いっきり甘えてもらおうと

 

断脚前と同じとは言えませんが、お散歩もできるし

脚の痛みが無くなって快適そうにも見えました

 

断脚って本当にショッキングなことです

犬は3本足でも大丈夫、後ろ脚ならなおさら、なんてよく言われますが

もし自分だったら

何が起きるか分からないうちに眠らされて

目が覚めたら脚が1本無くなっていたらショックに決まってます

犬だからそんなこと感じないなんてあり得ない、と私は思います

 

そういった意味で、不憫で不憫で・・・

サムに話して理解してもらえたらどんなに良いか

本当にもどかしい思いでした

 

普通だったらなかなか決断できない断脚手術

でも私が踏み切れたのは、

サムが痛みを抱えていたこと

軟部組織肉腫の治療の第一選択は外科的な切除であること

(抗がん剤や放射線治療はあまり効果が期待できない)

 

そして

卒業わんこのカールくんで、断脚を経験していたからです

カールくんが劇的に回復して、生まれ変わったように元気になったのを目の当たりにしたから

 

もちろん身を切られるような思いではありましたが

私自身がこの目でカールくんの経過を見ていたからこそ背中を押してもらえました

 

そして7か月が経過して

 

昨年12月8日のお散歩の後の脚を拭いているとき、

断脚した方の脚の付け根にアザを発見しました

前日には無かったアザです

 

4月に脚が腫れ始めたときと同じアザ

再発を覚悟しました

 

すぐに病院へ行き、触診の時点で右と比べて硬い、と

エコーで確認すると、腫瘍の可能性が高い

CTを撮ることになりました

 

ここでは、サムの年齢と腎臓肝臓の数値を考慮して、

全身麻酔ではなく鎮静剤でCTの検査をしてくださいます

 

そして12月21日 CT検査

わずか10日で驚くほど大きくなっていて、握りこぶしほどの真ん丸の腫瘍が確認されました

 

先生からは、再発だとさらに悪性度が高いので、と手術を勧められました

ただ、今回は完全に取り切れない

それでも今後の抗がん剤治療を効きやすくするために小さくした方が良い、と

 

再々発の可能性も高いとのことだったので、私は手術はしないと決めました

先生も最終的にはその方がいいかもしれない、と言ってくださいました

そして、サムの腫瘍で再発まで7か月も持ったのは良い方だ、とも

 

その頃、ベル母さんの旅立ち

精神的なショックが大きく、ナナママさんに話を聞いていただいていたときに

最近ちーくんが通っている、ドイツの自然療法のクレスペットクリニックを紹介していただきました

細胞注射とサプリメントを開始

なんで横向きになるんだ・・

 

クレスペットクリニックでは、とてもリラックスしていました

スタッフの皆さん本当に優しくて、いつも好きなように探検させてくれて

サムも嫌がるそぶりを見せたことは一度もありませんでした

 

卒業わんこのポコ、ベルサムと一緒に暮らしていたし

今でも毎日のように会っているのでいつも通院に付き添ってくれました

 

 

僅かな望みに賭けて、年明け1月4日からメトロノーム化学療法を開始

リューケランと言う抗がん剤を2日に1回1錠服薬

バキソ(ピロキシカム)を毎日

サイトテック(胃薬)を1日2回

 

2週間後のチェックで残念ながら腫瘍は増大していたので効果なしとの判断→中止

 

次なる手は、軟部組織肉腫に使う抗がん剤での第一選択ドキソルビシン

これは強いお薬なので、本当に迷いました

 

ただ、とにかく怖いのは今後サムが痛みに苦しむかもしれないこと

恐ろしい速さで増大していたので、自壊してしまったら一気に全身の状態が悪くなってしまう

やらないと後悔しそうなので、決断しました

 

1回目の投与の後はビクビクしていましたが、心配していた副作用はほとんどなく

1週間後の血液検査で白血球の減少はありましたが問題視するほどではない、

2週間後も順調に白血球の数値が回復している

ただ、抗がん剤と言うのは副作用が強く出る方が効く可能性も高い

3週間後のチェックでは、腫瘍は増大していないもしくは微増、効果ありとの判定でした

 

続けて2度目の投与、今回は薬剤を10%増やしましょうとのご提案でしたが

これもまた悩みました

 

サムは推定14歳

副作用は出なかったものの、やはりなんとなく元気が無くて

食欲も以前ほど無くなって、大好きだったおやつをプイっとしたり

お散歩でもほとんど歩けなくなってしまった

それに対して腫瘍は微増・・・これってやる意味あるのかな?と

 

2月半ばくらいになると、食欲は復活

抜け毛もほとんど無くなり、なんとお散歩でも楽しそうに歩くように!

やはり抗がん剤は継続しなくてよかった!!と思いました

 

でも何もしない、という決断もまだできず

 

とにかく調べました

そして、ICGリポと言う治療を見つけ、これだ!となって

クレスペットクリニックの先生にご意見を伺うと

大学時代の同期が開業したクリニックでICGリポをできる、ということで

紹介していただき、2月22日に初診の予約をしました

 

遠方ということで、初診と同日に1回目の投与ができるように鳥取大学から薬剤を取り寄せてくださり

投与後に最低週3回レーザーを当てないといけないのも自宅でできるように機械を貸し出してくださり

 

ICGリポについては説明は割愛しますが

悪性腫瘍にはかなりの効果が期待出来て、しかも副作用はほとんど無い治療です

もしご興味がある方がいらしたら検索してみてください

何か質問があれば聞いていただければ私がわかる範囲ですがお応えします

 

初診当日、血液検査とレントゲン、エコー

見る限り転移は無い、腎臓肝臓の数値は悪いので、今日から自宅での輸液を開始するように

その輸液の中に強肝剤も入れる、腎臓は毎日薬を飲みましょう、と

 

時系列は前後しますが、1月20日から高濃度ビタミンC点滴とオゾン療法も開始しました

これはベルも通っていた病院で、サムも耳に良性の腫瘍ができて搔き壊してしまったとき

局所麻酔でレーザー切除してもらった病院です

 

この時点で通っている病院は4つ

正直疲れ切っていましたが、ICGリポの機序を論文等で読んですごく納得したし

レーザーを当てていて、腫瘍の張りが減ったのも実感できたので、すごく満足感がありました

 

ICGリポは、並行してレーザー照射と丸山ワクチンでの免疫強化が必要なので

高濃度ビタミンC点滴の病院で、こちらもお願いすることになりました

 

初回のICGリポからから数日は、念のため少し様子を見たいのと

長時間の点滴で疲れていたので数日ゆっくりしようと思い、自宅でのレーザーを頑張りました

 

またまた続きます

 

 

 

 

大変ご無沙汰しております

気づけば1年も放置していました。。。

 

先日2月23日に、最愛のベルの2回目の命日を迎えました

心にぽっかり空いた穴は覚悟していた以上に大きく

 

大動脈小体腫瘍と告知されてからの苦悩

最後の2か月間の闘病期間の記憶があまりに強烈で

 

それまでの楽しかった幸せだった日々を全然思い出すことができませんでした

 

最近やっと涙なしにベルのことを思い出せるようになり

そろそろ写真を飾ったり、過去の動画を見たりしようかな

なんて気持ちになっていました

 

そしてサム

 

いつも一緒だったベルがいなくなったことをどう思ってるんだか

私には感じ取ることができませんでしたが

 

 

年齢なりに

いえ、年齢以上に元気で活発で

 

はなぴん(妹)と

サムは大きな病気もせず、長生きしそうだね~

そのうちボケちゃったりして笑

なんて笑い話をしていました

 

が、昨年の4月にお散歩で左後ろ足をケンケンしていることに気づき

すぐに病院に行きましたがレントゲンを撮っても異状なし

 

おそらく軽い捻挫か何かだろう、と消炎鎮痛剤を2週間分処方され

飲み終わるころには良くなると思う、良くならなければまた来てください、と

 

でも10日ほど経っても良くなるどころかますます足を庇うように

 

お散歩後のいつもの足拭きで、私の膝の上に仰向けで寝かせるのですが

何気なく太ももを触ると右に比べて明らかに太い

 

これはおかしい!と病院へ

先生も慌てて再度レントゲンを撮ると、どうやら腫瘍らしきものが見える

CTを撮ったり生検をした方がいいとのことで、

ベルがお世話になっていた設備の整った病院に行きました

 

そこからはめまぐるしく

どんどん検査が進み、病名は「軟部組織肉腫」 グレードは3(高悪性度)

 

CTで見る限り、断脚しかない、と言われ

なんとか温存できないかと悩み苦しみましたが

 

歩く様子を見ていると明らかに痛みがあるし、

今ならまだ全身麻酔にも耐えられる

サムの未来のために、きっとこれしかないんだ、と

 

断脚を決意しました

 

こんなに綺麗なサムが

脚以外は元気そのものなのに

 

手術は2020年5月17日

 

何も知らないサムを病院に引き渡す日は、まさしく身を切られるような思い

待合室で無邪気に他のわんことご挨拶したり、私の足元でいい子に待ってる姿が切なくて・・・

 

預けて診察室を出たとたんに泣き崩れてしまいました

サムの前では絶対に泣かない、と決めていたので耐えましたが・・・

 

他の患者さんもいたので急いでトイレに駆け込み号泣

帰りの車でも涙が止まりませんでした

 

手術は無事に終わりました

私はその間、自宅でベルの骨壺を抱いて祈るしかできなかったです

 

入院中は大変でした

ケージになれていないサムは泣いて泣いて・・・

ご飯はもちろん、お水も一滴も飲まない、と

 

大きな手術なので最低でも3泊はしないといけない

 

下手に期待させたら返って酷なのでは、との思いもありましたが

何も食べていないのが心配で、大好きなおやつと茹でた砂肝を持参で行きました

 

脚を失ったサムを見るのはとても緊張しました

見た目なんでどうでもいい

大事な大事なサムが無事でいてくれるなら

そこからはまた一緒に仲良く暮らしていこう

そう思ってはいるものの、やはり現実を目の当たりにするのは怖かったです

 

実際会うと、そんな心配してる場合じゃないくらい、サムは泣いて泣いて

私にすがり付いてきました

あれ・・画像が横向き

 

少しだけど砂肝を食べてくれて

手術翌日は抱き上げないように言われたのでなだめるのが大変でした

少し落ち着いた頃を見計らって病院を後にしました

 

術後3日目は抱っこOKとのことだったので膝にのせたり床に降ろしたり

サムはとにかく家に帰りたいようでした

 

今回の手術にあたり、サムは腎臓と肝臓の数値が少し高かったので

輸液をしっかりして循環を良くして

あとは、疼痛管理はしっかりしていただきました

 

手術が始まる前から痛み止めを開始して、一瞬たりとも痛みを感じることが無いように

サム自身が苦痛を感じないために、はもちろん

痛みを感じることで治癒に時間がかかるそうで、少しでも早く回復するために

 

その甲斐もあってか、痛そうなそぶりは一切見られませんでした

 

ただ、とにかくずっと泣いてて目は真っ赤だし

あまりに必死に私にすがり付いてくるので、精神的なダメージが心配でした

 

いよいよ退院の日を翌日に控え

あくまでも順調なら、という前置きがありましたが、何かあったらすぐに来るという約束をして

当初は夕方の予定でしたが時間も早めてもらいました

 

そして5月20日に無事退院

 

そのまま目の前の公園に行って恐る恐る降ろしてみると

たまによろけながらも思ったより上手に歩いてくれました

我慢していたおしっこもたくさん出て、本当に安心したし

サムにありがとうの気持ちが溢れました

 

 

長くなったので続きます

 

 

 

連日のニュースでとても胸が痛みます
現地ではコアラの保護をされている方や
コアラ病院なるものがあるようです

焼け野原を逃げ惑い火傷してるコアラさん、毛がこげて目もつぶれているコアラさん
ユーカリも燃えてしまって食糧不足、脱水症状も深刻だそうです

本当は現地に駆けつけたい気持ちですが、獣医師の資格があるわけでもなく、コアラのこともよく知らない私には募金くらいしかできることしかありません

募金できるサイト
https://www.gofundme.com/f/help-thirsty-koalas-devastated-by-recent-fires?d=5F%2BupvMh0LxPXZsowBiv7fLQUc7tELzsJFkl2kKpulg%3D

上記は英文のサイトなのですが、こちら↓に手順が丁寧に記載されています
コアラ病院だけでなく消防隊、被害者への募金サイトも紹介されています
https://note.com/ryokoreme/n/n0a49479f7e22

ヒカキンさんも動画で説明されてます
私今までYouTuberはちょっと冷めた目で見てしまってたのですが、この動画を見てヒカキンさんのイメージが変わりました
https://youtu.be/W-viLbh55hU

ヒカキンさんも言ってますが、一人一人の力は微々たるものでも、集まれば大きな力になります
このような知名度のある、影響力のある方が募金の仕方まで紹介するって素晴らしいことだと思います

大変ご無沙汰しております

いつもこの書き出しばかりで恐縮です

 

昨年も大変お世話になりました

2020もよろしくお願い申し上げます

 

2019は私にとって試練の年でした

ベルの体調に一喜一憂しながら年を越して

2月に最愛のベルと別れ

最近では私の視界のどこを見てもべっちゃんがいない事実に少しずつ慣れてきて

それに気づけばまた悲しくて悲しくて

もちろん、普通に生きていかないといけないので仕事もしますし人付き合いもしています

でも、笑っていても心の奥底にある空洞をいつも感じている、そんな心境です

 

いまだに部屋に写真を飾ることができなくて

でもべっちゃんの存在を感じていたくて

羊毛フェルトで素晴らしい作品を作っていただきました

 

 

この子たちには本当に救われています

 

2020年を迎えてすぐ、氏神様にお参り

手を合わせてお礼を伝え、もしべっちゃんがそちらにいて困っていたら助けてあげてください、とお願いをして

翌朝、実家近くの神社でも同じように伝えてきました

 

べっちゃんがこの世にいなくなって

輪廻とか死後の世界についてよく考えます

またいつか会えるのかな

私がこの世とお別れをしたらべっちゃんのいる場所に行けるのかな

もし生まれ変わって戻ってきたら気づいてあげられるかな

べっちゃんからは私の姿が見えてるのかな

私が撫でると、大好き愛してるの気持ちを身体で感じ取ってくれていたけど

それができない今、べっちゃんは寂しくないかな

そもそも、命が終わったらそれで終わりで無になってしまうのかな

 

答えの無いことを考えても仕方ないけど

救われたい気持ちとべっちゃんに愛情を伝え続けたい気持ちと

死後の世界なんて無いんじゃないの?と言う冷めた気持ちの繰り返し

 

私の中には間違いなくべっちゃんは居続けてくれてるけど

べっちゃんと過ごしたあの何気ない日常が夢だったような、不思議な感覚に陥ることも多いです

 

べっちゃんが教えてくれたこと

べっちゃんが闘った病気のこと

いつか記録に残したいと思いつつ、今もこうやって思い出すと涙が止まらなくなって

まだまだ時間がかかりそうです

 

サムはとっても元気です

次男としてベルに遠慮してきたことも多いと思うので

これからはもっと愛情を注いであげなきゃと思っています

 

ベルサムにとって可愛い妹分の卒業犬ポコちゃんは

私がべっちゃんに付けてあげたかったリボンを付けるために髪を伸ばし始めてくれ

ようやくサマになってきました

願掛けの意味で注文したけど間に合わなかったものです

 

 

毎日毎日会いたい気持ちは溢れてきますが

当たり前のように季節は変わるし年は取るしお正月も来て

 

5月の私の誕生日にサプライズで彼がくれたプレゼント

 
この写真↓を元に作ってもらったそうです

 

包みを開けた瞬間、イタリアンレストランだというのに大号泣していまいました

 

しばらく会社でも突然泣き出したりしてましたが、そんな状態は脱しました

でもいまいち元気が無い私に、年末には社長が郷ひろみのディナーショーをプレゼントしてくれたり

周りの人たちにもすごく心配をかけたし気を遣ってもらいました

 

ANGEL'S TALEを通じて仲良くしていただいているスタッフさんや里親さんからも

闘病中からずっと寄り添っていただいて本当に感謝しています

きちんとご挨拶をすべきなのにできていない方もして・・・不義理をお許しください

 

新年早々湿っぽいブログでごめんなさい

 

今年もたくさんの傷ついた子たちが収容されると思います

私にできることは限られていますが、微力ながら少しでも力になれればと思っています

 

現在新しい家族を待っている子たち、闘病中で頑張っている子たち

みんなみんなに思いは溢れるけどなかなか動きだせないでいますが

 

19日には2020年初の里親会が開催されます

久しぶりに参加させていただきます

ご来場をお待ちしております

 

   2020年Angel's Tale 

    第111回里親会

日時:2020年1月19日(日) 13:00~15:30 ◎雨天決行

場所:(株)マイカセミナールーム

   横浜市中区相生町1-15 第二東商ビル2階

詳細はこちらからどうぞ

第111回Angel's Tale里親会

たくさんの方のご来場お待ちしております<m(__)m>

 

【販売中】

2020年オリジナルカレンダー

2020年オリジナルカレンダー

↑上記をクリックすると購入ページの飛べます。

金額:1,000円/1冊

送料:1冊140円、2冊250円、3冊~9冊370円(レターパックライト)

数に限りがございますので、お早めにご検討くださいませ<m(__)m>

購入の仕方がわからない方はこちらをどうぞ<m(__)m>

http://a-caramel-box.jugem.jp/?eid=1434