『母さま』
『ずっと、ずっとテレビ見てますわ』
《ぼくチン( ・(ェ)・)》
《つまんないでつ(`・ω・´)ゞ》
「かあしゃんの故郷が大変なんだよ」
《ドウチタですか》
「大きな、大きな地震があって、みんな辛い思いをしてるんだよ」
「お家が無くなったり、暗くて寒くてご飯も食べれないんだよ」
『怖いですわ』
《どうちたら良いでしゅか》
「こまめに節電をしたり、必要無いものを買いだめしないとか」
「行政、電力会社の人達にしっかり仕事をしていただいて、
責任をはたしてくれる」
「通信事業者もそうね!」
「電話つながらないんだけど!」
「停電中で、充電切れているのに、どうやって災害用伝言板使うのよ!」
「わざわざ東京から、現場にいくのなら、山積みの段ボールに
ホッカイロ持っていきなさいよ!」
「行政を動かすような報道してよ!」
「報道のお姉さん!
明日の冷え込みが厳しいから、寒さに備えてください。って、
暖房器具もなく、停電中でどうやって備えるの?」
《母さま、あたくしのうさぎハウスは、
暖かいですわ皆様をお呼びしましょう》
「マシュマロありがとうそうね!そうできれば良いわね」
『母さま、あたくし考えましたの
やっぱりあたくしの、うさぎハウスには皆様入れませんわ』
『母さま、他の方法を考えてくださいませな』
「マシュマロ」
お陰様で奇跡的に、私の家族は全員無事でした。
親戚、友人で安否確認が出来ていない人もいます。
どうか、無事でいてください。
被災に合い亡くなられた方々、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
とともに、被災に合われた方々ご家族様、心よりお見舞い申し上げます。
一人一人が意識する事で、一日でも早く電気や物質が届きますように、
願わずにはいられません。