いつもブログを読んでいただいてありがとうございます
潜在数秘術アドバイザー認定講座が開催され、また新しいアドバイザーさんが全国で誕生しています。
これからたくさんの人をセッションしていくことになると思いますが、その中で一度はぶつかる壁が、生年月日の問題あれこれ。
今はあまりないことですが、
実際の誕生日と戸籍上の誕生日が違うというもの。例えば3月末に生まれたから、4月3日生まれとして届けを出して学年をひとつ遅らせようとか、12月31日に生まれたから、1月1日生まれとして届けを出そうとか、昔は親の意思で数日ごまかすことが可能だったようですね。
閏年の2月29日に生まれた子は、4年に一度しか誕生日がないのはかわいそうだから3月1日にしようとかね。
そういう場合はセッションをする場合、本当の誕生日か戸籍上の誕生日か、どちらでセッションしたほうがよいのか迷いますよね。
占星術の場合、生まれた場所や時間まで出さないと正確な鑑定ができないと言うくらい、本当の出生日にこだわったりもしますが、潜在数秘術の場合はそこまで厳密なことは言いません(笑)
適当なわけではなくてね、今世の全てのシナリオは自分が生まれる前に選んできていると考えたとき、「誕生日が変更される」というできごとも、自分がつくったシナリオ通りのことかもしれない。そうとらえることができますよね。
その出生日を変更した両親だって自分が選んで生まれてきているわけで。。
で、実際にどうしたらよいかと言いますと、本当の生年月日がわかっている場合は、両方計算して出してみるほうがお互いスッキリするかと思います。そうすると、やはり戸籍上の数字の性質のほうが強いな～～とか、だけど本当の出生日の性質も少なからず持ってるかも。。とか、色々みえてきます。
どちらの数字がしっくりくるのかを判断するのはセッショニストの役目ではないので、「戸籍上の誕生日のほうがいいですよ！」などと決め付ける必要もありません。
もちろん特定の悩みがある場合は、両方の数字をよく観察してアドバイスしないといけないので難しいかもしれませんが、それをどうとらえるかはやはりクライアントさん次第なので、セッショニストはあくまでもニュートラルに、客観的に判断することが大切です。
本当の生年月日を親が忘れていてわからない。。という場合は、もう戸籍上の日付でみるしかないので、本人はちょっともやっとするかもしれませんが、それも運命ということで(笑)
そういう場合はたいがい戸籍上の生年月日通りの性質で生きてますので、あまり考えなくていいと思います。
そしてもうひとつ。
帝王切開などの計画的な出産の場合親や医者の都合で決められた出産日の場合、それは人工的なものだから、子供が自分で選んだ日と言えるのか？自然ではないのでは？という質問。
確かに自然出産ではないけれど、では他に出生日がありますか？
10日が予定日だったのを5日に取り出したからといって、10日が出生日とは言えませんよね(笑)
私も帝王切開で子供二人を出産しました。
長女のときは何の異常もなく、予定日を一週間近く過ぎたときに陣痛がきて産院に行きましたが、心音が下がったり色々あって、総合病院に救急車で運ばれて緊急帝王切開になりました。
臍帯が少し巻きついていたことが原因だったようですが、臍帯が巻いていることはよくあることで、通常は生まれるときに赤ちゃんが少しずつほどきながら生まれてくるそうです。
でもそれは結果論であって、あのまま自然分娩をしていたらどうなっていたのか、確かめることはできません。
自然出産をしたかった私としてはすごいショックで、しかも救急車で知らない病院に運ばれて心の動揺も大きく、それでも気持ちを落ち着かせようと、産後に執刀医の女医さんに
「手術をしないと危険だったんですよね。切って良かったんですよね？」と確認したところ、
「いや～普通に産めたんじゃない？次回ブイバックがんばれば？」とまるで他人事のように言われたことがものすごいショックで、一年ほど産後鬱になりました。
はぁ～～～～～～～！！！？？？？
じゃあ何で切ったの？？？って感じですよね。
もともと通っていた産院の先生が帝王切開と判断したことだから、自分の責任じゃないというようなことを言っていたような。。
もう少し先生と相談して、自然分娩をがんばればよかったのか？医者の言いなりになった私が悪かったのか？色々悩みました。でも陣痛でひーひー言ってるときに、そんな理性働かないですよね。命の危険が、、と言われたら手術を選びますよね
でもね、その娘トモぞうが4歳くらいになったときに出産のときのことを話したところ、
「切って良かったよ。苦しかったから」
と言ってくれたんですよね。
もう物心ついてる年頃だから、もしかしたら私の気持ちを察して言ってくれたのか、本当に胎内記憶的なものがあって言ってくれたのかはわかりませんが、あの言葉でだいぶ救われたというか、ふっきれました。
確かに、もともと通っていた産院よりも、総合病院の看護師さんのほうがすごく気が合って、今でもお付き合いがあるくらい素敵な方がいらしたし、二人目を妊娠したときは最初からそこの病院に通ったので、それもある意味運命ですよね。
そして二人目はブイバック（帝王切開の後の自然分娩）に挑戦しようかとも思っていた私ですが、成功率は７０％ということ、危険も伴うということ、年齢的なことを考えて、やはり計画的な帝王切開を選びました。
予定日よりも一週間ほど早い手術日。
薬品など使わず、何事も自然でありたいと思っていた私は、麻酔や痛み止め、抗生剤などバンバン使う帝王切開はもちろん嫌でしたし、産後の傷の痛みも苦痛でしたが、『出産は賭けではない』というとあるブログを拝見し、帝王切開を選びました。それはブイバックに挑戦して最愛の奥さんを亡くした方のブログでした。
前置きが長くなっちゃいましたが、手術日が決まった後、私はずっとお腹の子供に話しかけました。
「何かあったらあなたの命が危ないし、私が死んだらトモちゃんを育てる人がいないから、安全のために帝王切開にしたよ。でも、普通に生まれてきたかったら手術の日よりも前に出ておいで！がんばって産むから」
心の中では普通に産みたい！という気持ちがまだずっと残っていた私。このあたりがＳ５のサガなのか、手術日よりも前に陣痛がきたら病院に行くのを遅らせてでもブイバックに挑戦しようと思っていました。
でも、陣痛も何もなく手術日当日を迎えた私。
そして長男は無事に帝王切開で生まれてきました。
自分が産み落としたという実感はありません。テレビで見るような産後の抱っこもできませんでした。ものすごく人工的な出産です。
だけど私は、この誕生日を選んだのは彼だと思っています。そしてその生年月日通りの性格を持っている彼は私と同じＬＰ３。
「ヒロ君お腹から生まれて良かった♪おまたから生まれてくるのやだ～～汚いやん
」なんて今では３らしくクレヨンしんちゃんみたいな冗談を言っとりますが(笑)
二人目ならば、本当に予定日よりも早く生まれてくる可能性だってあったわけで、手術日も他の病院だったら違う日になっていたかもしれません。
潜在数秘術を学んだ方ならご存知だと思いますが、すべて自分の意思で決めていると思われるようなことも、ほとんど全て潜在意識によって動かされていること。
さらに言えば目には見えない大いなるチカラによって決められていることであり、私が予定日を決めたとか私が産んだとか言うことすらおこがましいような気がしてきます。
母体にとっても赤ちゃんにとっても、自然出産が良いと思う気持ちは変わりません。でも、計画出産だから、帝王切開だからといって、運命が親によって変えられてしまうんじゃないかというのは違う。それすらも子供が選んできたことなんだと私は感じます。
それとね、「友達はみな普通に産んでるのに、なぜ私だけが！？」と相当悩んだりもしましたが、潜在数秘術に出会ってその悩みも解決しました。
Ｄ９でセラピストをしている私。私と同じような経験をして自分を責めて悩んでいるお母さん達と出会うことが度々ありますが、その都度「自分を責める必要はないんだよ～」と自分の体験談を話すことができるわけで、当然Ｓ５も喜ぶわけで、やっぱりこれも私のシナリオなのでしょう
もし三人目を授かったらブイバックにチャレンジするのかって？
むふふ。。
それは神のみぞ知るということで。。
数秘術を学んでしまうと名前をつけるのも悩みますよね。でも、どんな名前を選んだにしても、それすらも子供が選んでいるのだとしたら？
みなさんはどう感じますか？
これは私の体験談なので参考までに
今日もあなたに愛と感謝を
Gypsy Princess Ai