ポルシェの館~993~編です。 | 輸入車専門店・マリオットマーキーズのブログ

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東京都墨田区に店舗を構えるマリオットマーキーズのスタッフブログです。
ジャガー、メルセデスベンツ、ポルシェ、BMWなど誰もが憧れる輸入車の情報から、日々の出来事など 思いつくまま書いてまいります。よろしくお願いします!

こんにちは!知念侑季Gです~~。

2月も中旬を迎え、暖かい日も増えて来ているように感じます
もう少しの我慢で寒さとは離れられますね。

「絞って、僕のレモンを、あなたの、好きなだけ~」
「たっぷり、僕のレモンを、あなたの、紅茶の中に」
「あ、あ、あ、あ、あ~!あなたと飲みます、レモンティー」
ジャジャジャ~ン~~。
「シーナ&ザ ロケッツ」のシーナさんのニュースは驚きました。
昔は「レモンティー」をミミコピしようとギターやベースを弾いて
練習していました。
憧れたロックスター達がだんだんといなくなっていく事は
実に寂しい限りです。



さて、今回は私の得意な空冷911です音譜

(もちろん928も968も944もどんとこ~いですが!)

車輌は993カレラになりますクラッカー

エンジンから「カラ~ン、カラ~ン」と鐘の音のような

異音がするとの事で修理のご依頼を頂きました合格

音の感じからして予測が出来ましたのでひらめき電球

原因を掴むのにさほど時間は掛りませんでしたグッド!

image1

予測は的中でしたビックリマーク

原因は911エンジンのシンボルでも有る

クーリングファンからの異音でした目

クーリングファンが収まるファンシュラウドと

ファンが干渉して異音となっていました叫び

下の画像を良く見ますと干渉跡が有るのが

お分かり頂けると思います叫び

ファンとシュラウドのクリアランスは

効率を上げる為にギリギリで設定されていますので目

ファン中央のベアリングにガタが発生すると

とたんに干渉してしまいますドクロ

これが異音の原因となります

image4

勢い良く回転しているファンがシュラウドと干渉すると

フィン部分は曲がってしまいます叫び

ベアリングを交換すれば干渉は収まりますが

曲がったフィンでは回転時に唸り音が発生してしまいますドクロ

これはファンのバランスが崩れている事を意味します目

つまりは変心して回転していますので

新しいベアリングを攻撃してしまい

また同じ事が起こってしまいますドクロ

ですので、ファンとベアリングをセットで交換が必要となりますビックリマーク

こちらはファンを取り外した状態です目

シュラウド中央にはオルタネーターが収まっています

IMGP1676

ファン自体は軽量で無ければなりませんので音譜

素材はマグネシュウム合金で作られています音譜

それをシルバーに塗装し、クリアーを掛けて有ります

腐食防止ですね音譜

昔はこんな時に好きなカラーに塗装して組み付けし合格

オリジナリティーを楽しんでいましたが合格

厳密に考えればファンの性能を落とす行為となってしまいますべーっだ!

IMGP1678

新しいファンとベアリングを組み付け音譜

異音も無くなりスムーズなファンの回転が蘇りました!!

シンボルが綺麗になった事で音譜

エンジンルーム全体の見栄えが激変しましたクラッカー

IMGP1680


では、また次回ですチョキ

堂本光一Gでした~~。
ジャジャジャ~~ン音譜


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