万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)

Qシリーズ最終巻ってことで読めば、うおっ。なんだこの表紙は。

つ、ついにゴールインなの?前作の祈願が成就?! 


あの摩訶不思議な山本太郎氏の「太陽の塔」の内部事情まで勉強できて、なかなかの作品です。そして、Qちゃんのよきライバルである雨森華蓮も再登場でなんだか前よりも二人の距離が近づいたように感じてHAPPYでした。

彼女は本当に天才です。莉子と華蓮がタッグを組めば、見抜けない真実などないのではないか、と確信できます。 


シリーズはこれで最終巻ですが「万能鑑定士Qの推理劇」なるものの存在が。

しかも華蓮がこれだけには関わるなといった「コピア」と言葉。何かの組織なのか陰謀なのか・・。新しいシリーズでこれが大きく関わってくることは間違いないでしょう。

あわよくば、千里眼シリーズの岬美由紀との夢の共演なんてのがあればもっと嬉しいのですが。とはいえ、何はなくともこれで完結。がんばれ小笠原!!


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