1日1冊読書日記

極度の活字中毒で、1日1冊は本を読みます。
ですが、2010年に入ってからブログをUPするのが面倒臭くなってきてしまいました。なので、ボチボチ感想を書く気になったものだけ書いていきたいと思います。

ガチャピン今まで1日1冊感想つけてきましたが、更新するのが億劫になってきてるのでペースを落とします。ブログタイトルには愛着があるので「1日1冊読書日記」のままでいきますが、実際は「1週間に数回日記」です。ボチボチ続けていくのでこれからもよろしくお願いします。  2010.6.28


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ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫)


中山優馬さんと島崎遥香さんで映画が公開されるようです。


幽霊が見えるけれど、どうすることもできない草食系男子・八神森司。
彼は一浪して入学した大学で片思いしていた後輩の灘こよみと再会。
彼女が霊に狙われやすい体質なので、心配して彼女の入っているオカルト研究会に入部することになります。

そこへ持ち込まれたちょっと厄介な相談事が5話の短編として収録されています。


表紙のライトノベル風な雰囲気そのものの中身で、ホラーはホラーだけれど、嫌な汗をかきそうなものではなく爽やかホラーという程度のもの。

どこへ引っ越しても壁に女の顔が染み出てきたり、いわくつき物件に引っ越したがやっぱり霊現象が起こったり、ドッペルゲンガーを見たり、と。
それぞれのエピソードが短編にしてはよく考えてあり、悪い霊ばかりではないというところもポイントが高い。

主人公の八神とこよりちゃんとの微妙な距離加減も草食男子ならではの押しの弱さで平行線を保っていておもしろい。

まぁ、最終話で若干ロールキャベツ男子になった一瞬もありましたが、続編ではもう少し花開けばいいなぁ、と思います。


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サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭



息子を残したまま姿を消した主婦、将来有望な社員の自殺、交通事故にあった男性。
主婦は不倫していたのかもしれない。社員の自殺はストレスが限界にきていたのかもしれない。交通事故は不注意か?
どの出来事に関しても特に事件性が感じられないけれど、唯一これらを結びつけたのが一枚の宗教施設のチラシ。
彼らが新興宗教「聖浄心会」のチラシを所持していたことで、何か隠された秘密があるかもしれないと高階紗香は潜入捜査を任されます。


紗香がどのようにしてイチから宗教施設に潜入していくのか、その過程にとてもハラハラさせられました。
ある程度のベースは警察が用意してくれてますし、プロフィールなんかの偽身分証は準備万端。
けれど、ここから紗香が対象に潜入するのは己の力量のみなんですよね。
相手に信頼されてこそ門戸が開くわけですから、こういった役につく人材は相当会話術などに優れていないと無理ですね。


登場人物誰もが何か裏がありそうな感じで、勘ぐれば勘ぐるほど皆が敵に思てくるあたりがこの作品の魅力。


そして物語の内容ももちろん楽しめましたが、舞台が宗教施設ですので、そのあたりの描写も興味深かったです。
瞑想時間っていうのは地味に大変なんだなぁと思いました。
常に情報があふれている日常で、瞑想時間を持てる人は少ないですからね。

「サマーキャンプ」最後まであますところなくおもしろかったです。


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奇面館の殺人(上) (講談社文庫)


今回の館は「奇面館」が舞台。仮面で顔を隠した謎の当主、影山逸史に招かれた六人の男たち。その中にとある事情で、名探偵・鹿谷門実も紛れ込んでいます。


奇面館の当主、影山逸史がこの館に6人を招いたのにはある事情があるのですが・・・。

登場人物が全員仮面をつけて行動するという非常に奇妙なミステリー小説。しかし、不思議なことに全く違和感がない。

やはり綾辻行人さんの筆力の成せる技なのか、登場人物たちの表情が描けないにも関わらず感情がしっかりと伝わってくる。

「目を丸くした」だの「苦虫を踏みつぶしたような顔をした」だの「意味ありげな笑みを見せた」といった文章などなくても登場人物たちの心の動きがしっかりと表現されていた部分には驚かされた。

キャラに制約があるのと同時に、書き手にも制約があるのだけどそこを上手に突破してくるとは、流石です。後にも先にもこんなややこしい世界観はそうそう目にすることもないでしょう。

シリーズものとしては、やっぱり過去作品の方に思い入れがある為ベストな1冊だとは言い難いけれど、インパクトはありました。こういった流れで、館シリーズの最後はどんな世界観をぶち込んでくるのか楽しみです。


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★既読の【綾辻 行人】作品感想★

「びっくり館の殺人」 綾辻 行人

「最後の記憶」 綾辻 行人

「Another」 綾辻 行人

「深泥丘奇談」 綾辻 行人

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