コバルトブルーのパンフレット―杉原爽香三十七歳の夏 (光文社文庫)


誰か爽香を休ませてあげてください。働き者過ぎて、人の心配をしすぎて倒れてしまうんじゃないかと思ってしまいます。仕事に一生懸命、子育てに一生懸命、それだけでなく倒れた兄と家を出て行った義姉の家族のことも心配しなければなりません。

そして毎回お約束の如くおこる事件にも頭を悩ませ相談を受けます。オーバーワークです。彼女に残業手当をあげたいくらい。ちょっと心配になることもありました。ラストで倒れたお父さんに、離婚したと連絡を寄越してきた舞(明男のことがまだ好き)、そして兄の不倫相手の畑山ゆきこの再登場。

なんか次回以降も彼女の人生には波乱が続きそう・・・。


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