脳科学者・茂木健一郎は、高校時代に「赤毛のアン」の面白さにハマって、シリーズ10作すべて原書で読破したそうだ。
おかげで大いに英語力が身に付いたという。
さらにはNHK朝ドラ「花子とアン」に、編集者役として友情出演。
…この人、本当にハマってたようだ。
かく言う、自称「なんちゃって数学者」の私も、アニメ名作劇場の赤毛のアンには相当ハマった。
DVD「赤毛のアン」と、そのプレ・ストーリーたる「こんにちはアン」を全話所有してるので、見たいテレビ番組が無いときに度々鑑賞する。
茂木さんのように原書で読む、という面倒くさいことはしない。
さて、極論だが「赤毛のアン」にはストーリーらしいストーリーは無い。
老兄妹にもらわれた孤児の生活模様の五、六年を描いただけである。
だけ、と言ったが、しかしその生活模様のなんと味わい深いことか。
我々はアンのみならず、マシュウ、マリラ、ダイアナ、リンド夫人といった登場人物に魅了されるのだ。
まるで麻薬だ。
80年間のベストセラーの凄さ、という事だ。
話が纏まらないので、黄金バットの画像を以てオチとする。失敬。