みなさん、こんにちは!
今日は、「比較」をキーワードにして書いてみます。
購入の判断する…
とき、多くの人は、
他の何かと比較する…
ことで、
判断を決定する…
という傾向があります。
そこで、まず、次のケースを読んでみてください。
Aさんは、Bという商品を購入しようとしています。
Bという商品を、
品質、機能など、さまざまな角度から調べてみる…
と、
良い商品であることは間違いない…
と思われたからです。
では、Aさんは、
Bという商品だけ…
を調べて、
「良い商品だ…!」
と思ったのでしょうか…?
みなさんは、どう思いますか…?
資料では、
比較対象がなければ、善し悪しの判断ができない…
という傾向が表れていたのです。
みなさんは、この傾向を見て何を感じたでしょうか…?
「そんなの、当たり前のことでは…?」
と思われたのではないでしょうか…?
たしかに、その通りなんです。
ただ、これを、
違う視点…
で見ると、
売り手にとって、とても重要なヒント…
が見えてくるのです。
それは、
比較対象があるから、判断される…
という点なんです。
ここが重要なんです。
多くの会社やお店では、
ただ、機能や性能、品質等をアピール…
さえすれば、
お客さまは、商品の良さを分かってくるはず…
と考える傾向があります。
「最高の品質です…!」
とか、
「最高の性能です…!」
といった具合にです。
ならば、これだけで、お客さまは判断してくれるのでしょうか…?
比較対象がない…
のに、
「良い商品だ…!」
と、感じてくれるのでしょうか…?
「○○より、性能がいい…」
とか、
「○○より、品質がいい…」
と思えてはじめて、
「良い商品だ…!」
と感じてくれるのではないでしょうか…?
みなさんは、どう思いますか…?
ポイントは、ここなんです。
つまり、
お客さまに興味を持ってもらいたい…
と思うなら、
ただ、商品やサービスの良さをアピールするだけ…
でなく、
何かと比較して、良さが理解できるようにアピールする…
ことが必要だということです。
良い商品だと訴えるだけでなく、比較して、ハッキリと良さが理解できるようにする…
比較対象があるからこそ、お客さまは容易に判断でき、興味をそそることもできますので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今日の記事に関連して、「マーケティング」「行動経済学」「心理学」「哲学」「社会学」「経済学」「経営学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
■「みなさんへの質問」
みなさんの会社やお店では、ただ、良さをアピールするだけになっていませんか…?
比較対象があるから、お客さまも、良い商品だと感じてくれるのではないですか…?
良さを理解してもらうためには、ただ、良さをアピールするだけでなく、良さが分かるように、何かと比較することが必要なのではないでしょうか…?
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。