みなさん、こんにちは!
今日は、「感覚」をキーワードにして書いてみます。
商品やサービスの中には、
「高い…」
と感じるものもあれば、
「安い…」
と感じるものもあります。
ならば、
みんな、感じ方が一緒なのか…?
というと、そうではありません。
人によって感じ方は違うわけです。
もちろん、これは、
みなさんの会社やお店のお客さま…
も同じです。
たとえば、ここに、
1万円の鉛筆…
があったとします。
こだわり抜いた逸品です。
さて、みなさんは、
安い…
と思うでしょうか、それとも、
高い…
と思うでしょうか…?
普通に考えれば、
鉛筆…
なんですから、
高い…
と感じたかもしれません。
では、ちょっと視点を変えて、
売り手は、この値段の設定…
を、どう感じているのでしょうか…?
ここが重要なんです。
上述したような、
高いと感じる商品…
を、みなさんは買うでしょうか…?
まず、買わないはずです。
ならば、売り手は、
買ってくれなくていい値段…
を付けているのでしょうか…?
そうではないのです。
この値段でも買ってくれる…
と考え、値段を付けているのです。
これは、どういうことか…?
売り手の感覚と、お客さまの感覚…
が、
大きくづれている…
ということなんです。
売り手にしてみれば、
優れた逸品…
でもあるし、また、
お客さまの感覚もさまざまだから、買うお客さまもいるだろう…
と思うかもしれません。
しかし、データでは、
いくら優れていても、ものに見合った、限度価格がある…
と、ほとんどの人が考えていたのです。
つまり、
購入してくれるお客さまもいるだろう…
という一方的な思い込みをするのではなく、
どこまでなら高くても感覚として許容できるのか…?
いくら安くすれば、感覚として手が出てしまうのか…?
を、
シッカリと見極める…
ことが重要だということです。
ものに見合った値段で、感覚として「この値段なら欲しい!」と思える工夫をする…
どんな商品やサービスであれ、お客さまに購入してもらうことが重要ですので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今日の記事に関連して、「経営学」「心理学」「経済学」「社会学」「行動経済学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
■「みなさんへの質問」
みなさんの会社やお店では、値段について、一方通行の思い込みをしていませんか…?
ほんの少し値段を変えることで、売れ始めるケースもあるという現実を知っていますか…?
「この値段なら欲しい!」と思ってもらうためのには、さまざまな工夫が必要なのではないでしょうか…?
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。