セルフメデュケーション制度で何が変わるのか? | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

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医療コンサルティングSの高野です。

 

 

みなさんは、セルフメデュケーション制度と言うものをご存知でしょうか?

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html

 

厚生労働省が認めている、スイッチOTC薬品を年間使った金額に応じて控除することになるというものです。

 

年間10万円を購入した場合、1万2千円を超える部分、8万8千円まで控除できるという制度です。

 

 

 

 

ごくごく一部のメディアで報道していますが、それほど盛り上がっていません。

これから盛り上がるのかなあという状態です。

 

ではどんなものが認められるのかということなのですが、現在は1500くらいの薬品です。

 

例えば、これから出てくる花粉症の点鼻薬では、

 

アスゲン点鼻薬AG

http://www.asgen.co.jp/product/nasal/post.html

などが適用となります。

 

 

他には、

歯医者に通っている方であれば、サンスターのフッ化物洗口剤エフコートとかが適用です。

http://jp.sunstar.com/company/press/2015/0713_2.html

 

残りの薬品を詳しく知りたい方は、以下のPDFを見てください。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000145909.pdf

 

 

 

 

この制度ですが、色々な健康保持のための対策をした証明書が必要になります。

インフルエンザの予防接種を受けるか、がん検診をうけるか、会社の健康診断をうけるかなどの健康に対しての一定の取り組みをしているかです。

 

インフルエンザ予防接種を受けて、がん検診を受けて、健康診断をしてという全てを行う必要はありません。

 

何か一つ取り組みをすればいいということになります。

 

 

 

 

 

証明書が必要となりますので、書類の保管が必要なりますが、しっかり保管して来年の確定申告を実施していただきたいとおもいます。

 

 

 

この制度の目的は自分の健康に気をつけて、重度の病気になる前に予防してくださいというものです。

 

 

さて、本当に予防効果があるかどうかですが、これはこれからのことなのだとおもいます。

 

 

ビジネス的に言うと、OTC薬品を製造している会社にとっては、ビックチャンスになります。

現在、そのように指定されている医薬品を持っている会社でも十分な対応ができていません。

 

結構なビジネスチャンスだと思うのですが、、、。

 

 

色々な対策ができますし、、、、。

 

 

今後色々対策を検討していきたいとおもいます。