先月 親友が再婚しました
51歳の花嫁です
彼女は 入院中だったので
最初は、籍を入れるだけの予定でしたがー
入院していた戸畑リハビリテーションのスタッフの方々の提案で
急きょ 病院のデイルームで
身内や親しい人たちだけを招いて
結婚式を挙げることになったんです
(旦那様は すごくシャイなので・・💛スタンプで顔がわからないようにしてます)
でも!
ちゃんと ウエディングドレスやタキシードを着て
病院のスタッフの方々が
牧師さんや司会、 カメラマンや ビデオカメラマンになってくれて
結構 ちゃんとした結婚&披露宴だったんですよ
指輪も リングクッションも 頭の花飾りも 病院のスタッフの方々が
作ってくれました。
ブライダルエステまでしてくれたんですよ~
ここは 本当に病院なの?? って驚きの連続でした。
私は もちろん バルーンデコレーション担当
親友の娘の はるかも張り切って 手伝ってくれました!
息子のさとるは 遠方な上、仕事の都合上 来れませんでしたが
心温まるメッセージを送ってくれて
みんな感動。。。
素晴らしい結婚式でした。
「車椅子の花嫁だよ~」そう言って 笑っていた彼女ー
「恥ずかしい~」と言って ブーケで顔を隠していた彼女ー
恥ずかしさから カメラを向けると変顔ばかりしていた彼女ー
すごくすごく可愛かった
その彼女が 今月、亡くなりました。
彼女は 親友というより 私の家族でした。
忙しくて なかなかお見舞いに行けなかった私が
やっと お見舞いに行けたその日が
彼女の最期の日になりました。
最期まで 本当に明るくて
酸素マスクをつけていながらも
みんなを笑わせようとしたりする彼女ー
最期の日の病室は
彼女のおかげで
笑顔であふれていました。。。
こんな時まで
みんなを気遣って 楽しい雰囲気にしようとするなんて・・・|
最期の日 彼女の傍にいることが出来て・・・・・・よかった。
私だけじゃなく
出張に出かけていた旦那様
遠方にいる息子や娘
お母さん
妹や弟
親戚
大切な人が皆揃って・・・・
彼女は息を引き取りました。
寂しがりやだったからなぁ・・・ 彼女は。
そして とても甘えん坊だった(ワガママとも言うけど)
彼女が岡山に住んでいた時
泣いてSOS電話がかかってきて・・・
私は 新幹線で飛んで行ったこともあったくらい
なんか 放っておけなかったなぁ・・
とっても 怖がりで
雷がすごいと
電話がかかってきてた。
小さな虫も 全然ダメだった。
きゃ~きゃ~ って騒いでた。
だから 病気は 本当に怖かっただろうと思う。
状況が悪くなっていく度
不安で不安で たまらなかっただろうと思う。。。
なのに
よく頑張ったね。
本当に よく頑張ったと思う・・・
彼女のおかげで
健康の有り難さに気付いたよ。。。
毎日毎日 感謝出来るようになったよ。
特別に 何もなくったって 今のままで幸せなんだって思えるようになったよ。
いつだったっけ・・・
6億円の宝くじを買った時、
「当たったら どうする~?」と宝くじを買ったら必ずするお決まりの話をしていたら・・・
「そうだなぁ・・・
元の身体に戻れるんだったら
6億円はいらないかな」と言ってたよね。
そっか・・・
健康な私は、 もう6億円を手にしているーと言っても
過言ではないんだなぁ・・・と
その時 思ったんだ。。。。
亡くなった後、彼女の部屋から
願い事が書いてある札が出てきた。
その願い事のひとつに
「私のまわりの大切な人すべてが 健康でありますように」と書いてあった。
彼女の分まで
健康を本当に大切にしようと思う。
最後まで読んでいただき 本当にありがとうございました
北九州のまり’sばる~ん♪ 細川真里でした。