最強のデジタル一眼レフ登場か | Marinoe Diary

最強のデジタル一眼レフ登場か

今日は、今秋からブライダルフォトに入る、某ウェディングホテルのシュミレーションパーティに招待され、豪華な食事をご馳走になる、、、って日記の筈だったが、ドイツで開催されるフォトキナからビッグニュースが届いたので、そちらの話題。

SIGMAが46メガピクセル(4,800×3,200×3層)フルカラーX3ダイレクトイメージセンサーを搭載したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ、「SIGMA SD1」の開発を発表したのだ。

一般的なデジカメに搭載されているベイヤー式センサーに較べると、このX3ダイレクトイメージセンサー(なぜフォビオンセンサーと言ってないのかな?)は、RGBの独立した受光素子で光を感知するので、画質がいい。
原理的にローパスフィルターを必要としないので、解像力が高く、偽色が発生せず、ベイヤーの様に演算によって色を作る訳ではないので、色の純度が高いのだ。
これまでのSDシリーズでは、やはりフォビオンセンサーを搭載していたものの、画素数は470万画素程度しかなく、1ピクセルあたりの画質はよくても、大伸ばしには力不足のものだった。
それが1500万画素超と大幅に画素アップ。
ローパスレスの画像と相まって、これは現在発売されているどの135サイズまでのデジタル一眼レフよりも、高詳細になる筈だ。計算では4500万画素のベイヤー機より解像力があり、NikonD3xやCanonEOS1DsMark3が現在のセンサーで3000~4000万画素にアップした所で、画質では敵わず、4200万画素のPentax645デジタルに勝るとも劣らない高画質が期待できるものだ。

もちろんカメラの性能は画素数だけではないが、こと画質に関してはやっぱりX3ダイレクトイメージセンサーが最強。
このフォビオン沼にはまってしまったカメラマンは、もうベイヤー機には戻れないという(自分の友達にも約1名、、、)
SD1のボディはどうやらOLYMPUS E-5をベースにしているらしく、防塵防滴ボディに11点ツインクロスセンサーと、これまでのチープなボディから、かなりパワーアップ。いかなる環境にも適応できる頑丈なカメラで、ネイチャーさんには垂涎の的になりそう。

発売時期はまだまだわからないものの、SIGMAは200~500mm F2.8なんていう様なすんごいレンズも商品化してしまう程だから、このカメラもいずれは出てくるに違いない。

SIGMA SD1は、フラッグシップカメラの革命になるだろうね。
OLYMPUSとSIGMAはフォーサーズ連合同士なので、願わくばE-5後継機が、このセンサーを搭載してくれます様に、、、



MarinoeDiary-SIGMA SD1