ドキドキがまりりんスタイル | Marinoe Diary

ドキドキがまりりんスタイル

カメラマンまりりんが「作品」として写真を撮りはじめたのは、1994年頃の事だ。
もちろん写真はそれ以前から撮っていたが、デートのついでとか、好きな女の子をモデルとして撮っていた訳で、恋愛感情抜きの、今でいう所のモデルとカメラマンの「コラボ」という形で作品を撮りはじめたのは、16年程前からだ。

当時と現在では、写真に関する環境はずいぶん変わった。

フィルムからデジタルへと変わり、「写真」から「画像」になり、女性も一眼レフでガシガシ「作品」を撮る時代になった。

しかも16年前は、写真の色を変えたり、修正したりする作業はプロの領域で、一般の人には機材も技術も手が出せない領域があった。
今はプロ定番の高価なPhotoshop以外にも、そういう写真を楽しむレタッチソフトは安価で山ほどあり、感覚で使えるものも多い。
最近、彼女さんは数百円のレタッチソフトで、携帯で撮った写真を、ピュッピュと加工して楽しんでいるが、そういうのを見ていると、写真はプロが高度な技術をマスターして撮るものから、みんなが気軽に楽しむツールに変わってしまい、それにつれて、プロに求められるものも変わっていった様な気がする。

しかし、いつになっても変わらないものも、ある。

それは、
「撮りたい」
と思う気持ち。

どんなにテクニックを磨いても、この動機がなければ、写真はつまらない。
義理や惰性で撮っても、良い作品は作れない。

昔,片想いだった女の子に、勇気を出して「写真撮らせて」と頼み、撮影の前日にドキドキして眠れなかった事がある。
まあ、恋愛に限らず、美味しいものや素敵な景色に対しても、そんなドキドキをいつまでも忘れない様に、シャッターが切れればいいな~。
カメラもレンズも変わったし、気楽に撮っていたアマ時代から、責任を求められるプロになっても、カメラマンまりりんの撮影スタイルは、そこから変わってない様な気がするのだ。

BQでこれまで撮った写真を眺めていると、それぞれに自分のドキドキが詰まっていて、感慨深いものがある。

そんな訳で、水着祭りの編集続行中~。
みなさんもドキドキしながら待ってて下さい(笑)。


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