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今夜は、地元の劇場にドイツ人の友人と行ってきました。

リヒャルト・シュトラウスのオペラ『サロメ』のプレミエ(初日)でした。

2014年がR.シュトラウス生誕150年ということで、今シーズン(2014)年夏~2015年夏)彼の作品が世界中で演奏されていると思います。

『サロメ』は、オスカー・ワイルドの戯曲のオペラ化で、ドイツ語原語です。昨日今日と2日がかりで、ネットで見つけたリ日本語訳を読んで予習していきました。

なんと格調高い、森鴎外訳!

http://www31.atwiki.jp/oper/pages/298.html


ドイツ語と日本語訳が対訳になっているので、わかりやすくていいですよ。

「サロメ」の戯曲を日本に紹介したのが、森鴎外ということなので、オペラが作曲された後のことでしょう。オペラの初演が1905年です。日本で戯曲の初演が1914年。

しかし、森鴎外の日本語、100年ぐらい前の日本語ですよね。漢字にしろ言い回しにしろ、現代日本語とかなり違うので、わかりにくいですね。その点ドイツ語は100年経ってもあんまり変わっていなくて、わかりやすいですね。

たしか、司馬遼太郎氏の文で、ドイツ文学の先生に「ドイツ語とは一言でどんな言語ですか?」と尋ねたら、「誰が書いても同じような文章になる」と答えた、という話がありました。

確かにドイツ語って、規則がしっかりあるので、語彙力の差ぐらいで、文章の並べ方など誰が書いても同じになるみたいですね。

日本語だと、文語調とか口語調、女言葉、男言葉、敬語、方言、と色々ありますね。

そういえば、友人の娘さん。ドイツ生まれでお父さんドイツ人、お母さん日本人で、ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」をドイツ語で読んで、お母さんに「これの日本語タイトルって『チャリの下』
?」と尋ねたそうです。

お母さん、これ聞いて大ショック!

家の中では標準語で日本語教えているのに、娘さんの頭の中の日本語辞書は関西弁バージョンだったのね(笑)

『サロメ』の関西弁訳、ぜひ聞きたいです^^




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