私の父方の伯母が今日亡くなった、と
従姉から連絡がはいりました。
「あなたはお父さんに生き写しだから、もし、お父さんに会いたくなったら、鏡を見てごらんなさい。きっとそこに、お父さんがいらっしゃいますよ」
と、いつも言ってくれていた伯母でした。
私の父は私が3歳の時に他界したので、
私に父の記憶は殆どありません。
生前の父の話が出来る人が、またひとり、いなくなってしまいました。
父の話が聞きたくなった時
これからは一体、誰と話したらいいのかな…。
伯母は、ここ十何年か、東京住まいだったので、マリナーズやまー姉が、コンサートやライブで上京すると、逢いに来てくれました。
会うたびに、ご飯奢ってくれたり、子供らにお小遣いくれたりするもんだから、何だかそれが申し訳なくて、しばらくの間東京に行っても、あんまり連絡してなかったんです…。
連絡すれば良かった。
もっともっと何度も、逢いに行けば良かった。
父が子供の頃の写真を引っ張り出して来て見ました。
末っ子だった父は、隅っこにちょこんと座っています。
なるほど、私が子供の頃によく似てるかも。
不思議な事に、「おばあちゃん似」のはずの、次女ぶーの小さかった頃にも、とてもよく似ています。
「死ぬ」という事は、「もう逢えない」という事。
私もまた、向こうの国に行く日まで
「もう逢えない」という事。
「生きてるうちに逢いに行こう」と思います。
家族やきょうだい、友達、親類、いろんな人に。
そういう機会を作るよう、努力しようと思います。
人と人とが、出会って、関わって、
それが「生きてる」って事だと思うから。
「出会える」って、「逢える」って貴重な事。
大切にしなくちゃと思います。
