1950年代 アメリカ
ソ連との冷戦の中、
激しさを増す共産主義者排除運動 『 赤狩り 』
『 赤狩り 』の急先鋒はマッカーシー上院議員
共産主義者やソ連スパイの疑いがある者達を証拠も無く追放していった
誰もがマッカーシーを恐れ口を閉ざす中、自由のために立ち上がった男達がいた
一人のニュースキャスターと数人の仲間
Good Night & Good Luck
これは 『 ジャーナリズムの父 』 と呼ばれた男の真実の物語
ジョージ・クルーニーが監督し、アカデミー賞6部門にノミネートした2005年の作品
ジョージ・クルーニーの父がニュースキャスターだったということもあり、ジョージにとってすごく特別な作品らしいです
全編白黒でストーリーはすごく真面目でお堅い内容なので、みんなでワイワイ観る映画じゃないです。゚(*゚´∀`゚)゚ホントはワイワイしたいよ
難しい映画ですが、『赤狩り』やマッカーシーについて知らなくても自由のために巨大な権力に立ち向かうおじさん達はカッコいいです(´▽`人)
白黒でも煌めく目力が素敵なギラギラおじさん
エド・マローの仕事仲間でそんなに活躍しない男を演じたのはロバート・ダウニー・Jr
近年の大暴れからは想像もできない地味っぷり(=・ω・=)ビックになれてよかったね
「アメリカ国務省には205人の共産主義者がいる」
ジョセフ・マッカーシー上院議員の衝撃の発言
一般市民も含めて『お前は赤だ!』とか糾弾しちゃうため、お互いが疑心暗鬼になり、自由の国アメリカで自由に発言ができなくなってしまった時代
告発された人は証拠も無いのに職を追われたり、国外に追放されたり・・・
(チャップリンも追放されました)
こんな中、エド・マローとその仲間達がマッカーシーの違法性などを追及したことがきっかけとなって赤狩りは終わります
お金や名誉のためじゃなく、おかしいことはおかしいと言い、権力を恐れずに立ち向かうジャーナリズム魂
揺ぎ無い信念が宿ったマローの瞳に乾杯 (*´∀`)(´∀`*)かんぱーい
実際には、この物語に皮肉な続きがあります
1995年、アメリカのソ連暗号解読プロジェクト『ヴェノナ計画』の一部書類が公開され、マッカーシーのいた当時は300人を超えるソ連のスパイ達が政府中枢や市民の中にいたことが明らかになっています
マッカーシーの言った200人を超えるスパイが暗躍
マッカーシーはヴェノナ計画を知らなかったため、「200人いる!」の情報源はFBIのフーバー長官だったと言われています
クリント・イーストウッド監督、ディカプリオ主演の『J・エドガー』の冒頭でフーバー長官が共産主義の恐怖を語るのも納得ですね
結局、当時のスパイ天国だったアメリカでは、マッカーシーのやり方はよくなかったけど、やろうとした事に間違いはなかったようです
突然ネタバレですが、エド・マローの演説を勝手に要約して書いちゃいます
日本のマスコミさん!
エド・マローを見習ってジャーナリズム魂を取り戻すんだo(*`Д´*)○
エド・マローは、テレビが娯楽を提供するだけならば存在意義がないと言います
テレビは国の未来を考えるきっかけを与えることができると言います
これはジョージ・クルーニーからのメッセージなのでしょう
ボクの瞳に乾杯
エド・マローの仕事仲間でそんなに活躍しない男を演じたのはロバート・ダウニー・Jr
近年の大暴れからは想像もできない地味っぷり(=・ω・=)ビックになれてよかったね
「アメリカ国務省には205人の共産主義者がいる」
ジョセフ・マッカーシー上院議員の衝撃の発言
一般市民も含めて『お前は赤だ!』とか糾弾しちゃうため、お互いが疑心暗鬼になり、自由の国アメリカで自由に発言ができなくなってしまった時代
告発された人は証拠も無いのに職を追われたり、国外に追放されたり・・・
(チャップリンも追放されました)
こんな中、エド・マローとその仲間達がマッカーシーの違法性などを追及したことがきっかけとなって赤狩りは終わります
お金や名誉のためじゃなく、おかしいことはおかしいと言い、権力を恐れずに立ち向かうジャーナリズム魂
揺ぎ無い信念が宿ったマローの瞳に乾杯 (*´∀`)(´∀`*)かんぱーい
日本よ これがジャーナリズムだ!
実際には、この物語に皮肉な続きがあります
1995年、アメリカのソ連暗号解読プロジェクト『ヴェノナ計画』の一部書類が公開され、マッカーシーのいた当時は300人を超えるソ連のスパイ達が政府中枢や市民の中にいたことが明らかになっています
マッカーシーの言った200人を超えるスパイが暗躍
マッカーシーはヴェノナ計画を知らなかったため、「200人いる!」の情報源はFBIのフーバー長官だったと言われています
クリント・イーストウッド監督、ディカプリオ主演の『J・エドガー』の冒頭でフーバー長官が共産主義の恐怖を語るのも納得ですね
結局、当時のスパイ天国だったアメリカでは、マッカーシーのやり方はよくなかったけど、やろうとした事に間違いはなかったようです
ヴェノナがなんちゃらとか あとから言わないでよ(o ̄ω ̄o)
突然ネタバレですが、エド・マローの演説を勝手に要約して書いちゃいます
日本のマスコミさん!
エド・マローを見習ってジャーナリズム魂を取り戻すんだo(*`Д´*)○
~エド・マローのスピーチ~
50年後の歴史家が今のテレビ番組を見たとしたら、
彼らの目に映るのは退廃と現実逃避でしょう
アメリカは裕福で気楽な現状に満足し、暗く不愉快なニュースには拒否反応を示す
それは報道にも現れている
我々はテレビの本質を見極めなければいけない
テレビは人を欺き、楽しませて現実逃避させる
それを認識しなければ作り手もスポンサーも後悔する事になるでしょう
時には思想や情報を大事に考えてみませんか?
私はこんな光景を夢見ます
日曜の娯楽番組の時間帯にアメリカの教育問題が語られることを
アメリカの中東政策に対する徹底討論が行われることを
この国の未来について数百万の国民が考えることができるのです
そんな番組は誰も見ないと言うならば、こう答えます
もしテレビが娯楽と逃避のためだけの道具なら、
テレビにはなんの価値もないということになる
テレビは人を教育し、啓発し、心を動かすことが出来る
しかし、それはあくまで使う者の自覚があってこそです
そもそもテレビとは、ただのメカの詰まった箱なのだから
Good Night & Good Luck
~エド・マローのスピーチでした~
エド・マローは、テレビが娯楽を提供するだけならば存在意義がないと言います
テレビは国の未来を考えるきっかけを与えることができると言います
これはジョージ・クルーニーからのメッセージなのでしょう
そんなジョージの瞳に乾杯 (*´∀`)(´∀`*)今日は飲もう
読んでくれてありがとう(´▽`人)
よかったらポチっとしてね(´pω・。`)
↓
仕事に誇りを持つ男達の笑顔は素敵なのだった