大阪アグリフードEXPO2017のご報告

岡山県商工会連合会のお仕事で、
農業生産法人8事業者様の展示会での
食品のプレゼンテーション&ブース作りのディレクションをさせて頂きました。


農業者、漁業者が自ら生産した食材を
自ら食品加工の技術を持って商品化。

そんな生産者の方々です。

今回出店の8事業者様のブースの様子です。


七区いちご園様

観光農園とカフェをしています。

今回の出展目的は商品を売りたいのではなく、
観光農園を知ってもらうことなので、
小さなブースを使って農園を表現しました。




木製のフェンス、木箱で農園の雰囲気を出して、
いちごのハーブウォーターと、
いちご酢ウォーターを設置しました。

贅沢にいちごを山積みにしていちごも試食。

可愛いブースになりました。





スコレー

およそ20種類の葡萄を生産しています。

葡萄の他にドラゴンフルーツティーやドラゴンフルーツカレーなども作っていますが、
今回は葡萄メインに絞りました。

多品種の葡萄で世界に一つのオリジナルブレンドの葡萄ジュースを
小ロット生産する業務用の商談に力を入れました。





今回のアグリフードでは三種類の葡萄テイスティング。



ワインのテイスティングバーのような空間に仕上げました。

ムサシ食品工業様

自社農園で栽培した野菜で、長期熟成
乳酸菌発酵の製法で漬物作りをしています。

漬物はあまり目立たないため、
まずは人目をひいて試食してもらうことが目的。

壁一面に商品を貼り付け、
漬物の壁を作りました。

雛壇はすだれで、和風に。


並べると可愛いデザインです。



牡蛎の家 しおかぜ様

牡蛎漁師の方が作る牡蛎の燻製、オリーブオイル漬け、ピクルスなどの
牡蛎加工品です。



漁師網を使ったテーブルコーディネート。

ワインに合う牡蛎の食卓を提案をしました。






海田園 黒坂製茶様

お茶の生産者です。
美作番茶と呼ばれる歴史ある番茶を守り続けています。

美作番茶を知ってもらうこと。


壁面を利用して贈答用のお茶の缶をインテリアにしてロゴマークで壁を作りました。



茶葉の形が残っているのが特徴の番茶なので、大きな瓶に入れて飾りました。




レッドライスカンパニー様
赤米、黒米の生産者。
甘酒やお餅なども作られています。




出雲大社を始め、有名な神社が取引先というレッドライスカンパニーですが、
ニューヨーク、LAのセレブ向けにも甘酒の販売開始しています。
来月ISETANの私の発酵講座にも協賛&コラボして頂きます(*^^*)
講座当日は黒米、赤米、はちみつ甘酒をお届けします。

㈱みつの里様

こちらはジュリエッタという品種の、
チェリーのようなミニトマトをご紹介することが目的。

社長自らのデザインでトマトハウスが出現し、目を引くブースになりました。





入口ではトマトのなる木がお出迎え。
ちょっとした遊び心です。


ホトトギス様

こちらは、
グルテンフリーのこだわりケーキを作っています。

こちらのブースは
商品デザイナーさんが監修されました。
可愛い農家をイメージしたブースで
新しいブランドイメージを発表しました。

とってもナチュラルで可愛い雰囲気が出ています。



岡山6次産業化ブースはアグリフードEXPO2日間を通して、たくさんのバイヤーの方々が訪れ、大変盛況でした。

多くの支援機関などがブースのレイアウトの参考にと写真を撮ったり、
どのようにレイアウトを考えたのか等質問をされていました。

出展事業者からも、
多くのバイヤーを引き付け、
ゆっくりと商談が出来た。
との嬉しいお声を頂きました。

それぞれの目的に応じてブースを作り込んだので、
来場者にも発信したい情報が伝わる空間になっていたのではないかと思います。