画家のレオナール藤田、名前や絵はある程度知っていましたが、
今回訳あって、本をたくさん読みました。
ちょうど50年前に亡くなった画家ですが、
フランスに暮らし、人生の最後にはフランス人になった
フランスに暮らす日本人の大先輩。
パリに着いてすぐにピカソやマチスなど
大作家とも親しくなって大きな影響を受けますが、
最初は全くの貧乏暮らしで、お金も食べるものも暖房の薪もなく
本当に苦労しながらも
毎日目が覚めている間は16~18時間くらい絵を描き続けたそうです。
デッサンの数は6000枚だそう。
そして、2つの大戦があり、
日本ではあまり受け入れられない上に、
戦争中戦いの絵を描き軍のために働いたことで、
罪を着せられたり、大変な苦労もした方です。
とにかく女性に弱いようで、6回は結婚しているみたい。(笑)
何より驚くのがランスのチャペルの製作をしたのが
80歳近くになってから。2年ほど休みなく働き完成させてから
なくなっています。
すごいエネルギーですね。
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