ピューレの作り方 | Paris暮らし
フランスではじゃがいもをたくさん食べます。

フライドポテト、ゆでたもの、
そして、家庭でよく作るのが
ピューレです。

クリスティーヌがピューレをたくさん
つくってくれました。

作り方は、たくさんのじゃがいもの皮をむいて適度に塩をいれたお湯でゆでる。
(ゆでる前に塩をいれておかないと、
 あとで塩味がはいらなくなるそうです。)
やわらかくなったら、ポテト・マッシャー等でつぶす。
(おたまの先が平になって穴のあいたような道具です。
 これ、すごく便利ですよ。私は、栗をゆでて、
 コンフィチュールを作る時に、とても重宝しています。
 じゃがいもも、あっというまにつぶれます。)

フランスの家庭には、
写真のようなゆでたじゃがいもや野菜を
マッシュする機械があります。

フランスの食事は、
もともとはスープとパンを食べる
習慣が長かったそうで、
今でも家庭でゆでた野菜をこうしてつぶして、
生クリーム等でのばして
スープを前菜にしたり、
お年寄り等は、スープだけで
夕食をすませる人も多いです。

レシピに戻りましょう。
お鍋に牛乳、または豆乳を温めておきます。

少しさましてからこのじゃがいものピューレに
暖かい牛乳を足しながらまぜて、
適度な柔らかさまでのばします。

最後にお好みでバターをひとかけら入れてよく混ぜます。

たったのこれだけですが、
フランス人は、こういう家庭の味がだーいすきなので、
クリスティーヌが到着したとたんに、
全員で、「ピューレ、ピュレー!」の大合唱。

ある日の昼食は、
お肉をバーベキューして、
ピューレを大鍋に作って食べ放題にしました。
(私とキャティーのためにちゃんと豆乳でのばしたバージョンも
 作ってくれるところが、また嬉しい。)

皆、ピューレとお肉をたっぷり食べて、
おなかいっぱいで、デザートも入りませんでした。

そんなに喜ぶんだったら、
パリでも作ってあげようではないか!
という気持ちになり、
作り方をじっくり見せてもらいましたが。

クリスティーヌは、こういうお料理は、
作り慣れすぎていて、
分量なんてわからないわよ。
適当よ!だそうです。

日本のお味噌汁なんか作るときも、
確かに分量なんて計らないですもんね。

そう言いきれる程に、
何百回も作ったお料理は、
食べると、本当にほっとして、
眠たくなるんですよね。(笑)
家庭の味万歳です。

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上のとってをぐるぐる回すと、
下からこんな風にマッシュされたポテトがでてきます。
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このかわいらしいおうちみたいなものは、
海辺のキャビン。
それぞれの家で水着や海用品をいれておき、
いつでも中で着替えられるスペースです。
前にも書きましたが、このキャビンは、
この地域の家が売りにだされたときに、
キャビンもセットで購入できて、
管理費は毎年少しづつ払う義務があります。
今でも管理しているのは、市役所だそう。

夏しか使わないけど、
自由にバスタオル、
浜辺用のイス、
パラソル、浮き輪、水着
少しの着替えなんかを置いておけるのは、
本当に便利だし、
いつでもちゃっちゃと着替えられるのがいいです。

いつのまにか、皆自分の家のキャビンの目の前に
パラソルをたてて、自分の陣地にする風習ができて、
バカンス中は、浜辺に行くと、
ほぼ、毎日同じ家族が両隣にいることになります。

これは、本当に、バカンス大国
フランスならではの光景だなあ~と思います。

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