山陰スケッチの旅 Vol.2 | watercolour space PAPIER

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大阪北摂のアトリエにて、水彩教室『パピエ』を開催。暮らしの中で、水彩を楽しんでいます。
雑貨イラスト等の作成依頼も、お受けしています。日々のこと、旅の話、、、などなど。

さて、松江散策、いよいよスタートです。 まずは、松江藩の不昧公が建てた茅葺き屋根のお茶室、『明々庵』から訪れました。



 お茶室までは、この急な階段を上っていきます。





 登りきると、ちょうど対面に松江城が見えます。


 実は、その昔、こちらの山と向こうの山は、一つの山としてつながっていたのだそう。でも、もともと低湿地だった場所を使える土地にするため、堀を作って排水し、掘った土を盛り土にして高地を作り、最終、この山までもざっくり切り崩すことで、今のような城下町が完成されたのだそうです。

 その間、合わせて約5年の工事、、、でも、たった5年、人力だけでここまでの工事をやり遂げてしまうなんて、、、昔の人は本当にすごいですね。




 では、明々庵に入りましょう。うーん、なんとも良い雰囲気です。





 ゆっくり進むと、奥にこじんまりと上品なお茶室が見えてきました。




 ではここで、お茶室のスケッチを♪




 お庭の敷石が、リズミカルに続きます。 そんな感じも、ササッとスケッチ。




 敷地内の百草亭では、美味しいお抹茶もいただけます。待っている間、掛け軸を拝見したり、凛と飾られたお花を愛でたり♪ このお花もスケッチしやすそう♪




 そして、お菓子とお抹茶も、簡単スケッチ(^^) たのしい♪


 頂いたお菓子は、不昧公が好んだとされる“菜種の里”と“若草”。やっぱり、和菓子&お抹茶は落ち着きますね。ここ、明々庵では、本当にゆっくり過ごさせて頂き、さらにスケッチまでゆっくりさせて頂き、本当にありがとうございました。


 ではでは、次回は松江城まわりの散策&スケッチをレポートさせて頂きますね。そちらも、どうかお楽しみに♪