先日、お手伝いで
行って参りました。
現場の環境には
一言もありませんが、
犬達は想像していたほどには
汚れておらず
皆、見慣れない訪問者に
一様に吠えてはいるものの
穏やかで可愛い子ばかり。
{CCF491B7-F0B8-421F-9C5E-89B6CD772A46}

{0A799CD1-1660-4DAB-83AC-ED9357B74204}

様々な事情や状況があり
それぞれの立場によって
感じていることや
思うことも違います。

動物が好き。

可愛いと思い
可哀想とも思う。

その気持ちは
犬達を助けたい私達のそれと
なんら、変わりないはずなのに
生み出す現実の
この違いはいったい
何処から
来るのだろうと思うのです。

こうした現実を
生み出してしまう人を
批判するのは簡単で
私自身そうした
論調に陥りそうになりますが
何かの歯車が
少し違っていたら
誰にでも起こりうることではないか
他人事ではすまされない
ヒリヒリとした現実の緊迫感を
我が事のように
感じてしまいもするのです。

どの子もみんな可愛い。
手離すことは
身を切られるように
切なく寂しい。
そうした
気持ちは
私達にも思い当たる
ごくごく普通の感情です。

とはいえ、
未避妊、未去勢による
爆発的な繁殖は
人の為にも犬の為にも
あってはならない
人為的な大失策。

避妊するのを
可哀想と言う人は
いまだに多いですし
生まれ来る命は無条件に
愛おしく可愛い。

そうした、私達の
罪なき感情と行動が
犬達の生活の質を
極限まで落とす要因に
なることもあるのです。

感情や同情で
救える命は
残念ながら、ありません。

正直、あの現場で
救いを求めているのは
犬達だけでは
ありませんでした。

無論、私達が
現実的に助けられるのは
犬達だけですが
不本意でも
こうした第三者による
事態の収拾を経ることで
新しいお家に
迎えられる犬達と同様に
人として普通の生活を取り戻す
きっかけにして欲しいと
同じ犬飼いとして
願わずにはおれないのです。 

レスキュー後は
みんな、お風呂でさっぱりポン。
{591901E1-0252-4D4A-A53C-030A703121BC}

{490577A3-4D8A-446E-9E11-6F8776E1FA4C}

{9D032E82-E7F4-4117-A4BC-A9E538954592}

{F7E721BE-067D-4233-A635-A827FACD8993}