先週、新宿伊勢丹へ行きました時、工場直販で出張販売にきていたお店の麻のストールを気に入り、購入したのです。。。
大判の透け感のある手染めの極細の織物で完成まで3ヶ月のストール。
それなりに高価だったのですが、やはり私が良いと思えば他の人も良いと思うもので、最終日に見に行った日は見本しか残っていなかった。
1度目の来店時はお母様で、最終日は息子さん2人で、とても気持ちの良い方達なのでした。
自分達の作った織物を本当に大切に思い作っているんだなぁ~と、そんな幸せな想いのこもったストールを是非頂きたいと思ったのでした。
なので我儘言って、工場に在庫あったら送ってほしいとお願いして支払いをして帰ってきたのですが、配送料払うのを忘れていて店に戻り、息子さん達に着払いにしてもらうようお願いしたところ、「配送料はこちらで持たせていただきます」と。
そんなわけにはいかないから、翌日電話してお母様にも着払いか、郵便振替書入れて下さいってお願いしたけれど、やはり「二度も足を運んで下さってありがとうございます配送料は是非こちらで持たせて下さい」と言われ、どうしても私に払わせてくれない。
でも今回はお言葉に甘えさせていただいて、秋に銀座へ販売に来た時にまた寄らせてもらおうと、、、思っていたら。
ららら。。。
先程、ストールが届いたので袋を開けたら。。。
お手紙と、麻&絹のストールがもう1枚入っていて、、、
”再度足をお運び頂いて恐れ入ります~中略~もう一枚はほんの気持ちです”
と書かれてあったのでしたΣ(゚д゚;)
そして私は今、嬉しい気持ちと、どうしようという気持ちで揺れており、G7などどうでも良い気持ちで相場を眺めております。。。
何度も来てくれて自分達の作った作品を気に入って購入してくれた嬉しさというものは儲けや金銭の壁を超えてしまうものなのだろうか。
生まれて初めて、こんな職人さん達に出会ったので、本当に驚いています。
今時、こんな人達がいるなんて・・・