ある日
ファッションデザイナーの
リツコ・シラハマ
さん
が
「マリマリー。今、木でドレス作ってるよ!」
というメール をくれたのは、数ヶ月前のこと。
なぜで服を?
実は今、日本の森が死にかけているそうです。
人工的に植林をした森は、定期的に間引きをして調整し続けないと、
雨で土壌も流れ、日光も届かず かえって滅んでしまうんだそうです。
私もそれを聞くまで、木は いーっぱい植えればいい
ぐらいに思っていたため、驚きでした。
「コアラ保護して今度はユーカリがなくなりそう」
もそうだけど、
一度人間が手を入れてしまったものはずーーーっと
調整をし続けなければならなくなってしまうんですね。
その、間引いた木=「間伐材」を使ったドレスをきっかけに、森を考えてほしいという、
ファッションデザイナーの立場からの問題提起なのでした。
さて、それからしばらくして。
一通の木目の封筒が届きました。
ついにリツコさんののドレスができあがり、蜷川実花さんが写真
に撮ってくれたとの事!
六本木ヒルズでインスタレーションを行うとこのことで、もちろん見に行ってきました。
生で見た木のドレスは、どれも
「ふつうに、着たい!!木じゃなかったとしても着たい!」
びっくりしました。
撮らせて頂いた写真たち、明日ご紹介しますね。
(つづく)