アルミサッシ業界大手の三協・立山ホールディングスの川村会長が決算発表時に

2年後に新日軽と経営統合を考えてもよいと発言したそうです。

三協・立山は連結決算で26億円の赤字だったようですね。

住宅の供給量が減少したことによりサッシの販売も落ち込んだ事が原因です。

OEMで提携関係にある新日軽と組む事によって最大手のYKK APとトステムに対抗することが
目的でしょうね。

物価高騰の余波がどうなるか、建材業界の動向が今後も気がかりです。

三協・立山ホールディングス(HD)の川村人志会長は15日の決算発表の席上、4月に業務提携拡大を発表した日本軽金属の建材事業子会社である新日軽との関係について「2年後に経営統合を考えても良いと思っている」と述べた。

 三協・立山HDと新日軽は製品の相互OEM(相手先ブランドによる生産)供給など提携関係を拡大することで合意。川村会長は原料の共同購買や工場の再編・集約など合理化策の進ちょく状況をみながら経営統合を検討する考えを示した。

 同日発表した三協・立山HDの2008年5月期の連結最終損益は26億円の赤字(前の期は3億円の黒字)だった。住宅用サッシが落ち込んだうえ、繰り延べ税金資産の取り崩しが約13億円の減益要因となった。