見栄講座の続編的な金魂巻 | Marcy's Blog

見栄講座の続編的な金魂巻

さきに、バブル経済の到来を予感させたかのような、
ホイチョイ・プロの「見栄講座」(本日既報)を紹介 したが、
それに続いてベストセラーとなったのが「金魂巻」だ。
Marcy's Blog-金魂巻表紙
昭和59年(1984年)7月16日第1刷が発行され、
僕の持っている上の写真は、昭和60年(1985年)1月10日第12刷のもの。
渡辺和博とタラコプロダクション作で、金持ちと貧乏人を表す言葉、
○金と○ビは、1984年の流行語大賞も受賞している。
渡辺和博氏は、その後も人気者となり「笑ってもいいとも」にも出演していた。
内容については、現代人気職業31の金持ビンボー人の表層と力と構造と、
サブタイトルがついているとおり、こんな人が金持ちで、
こんな人が貧乏だと説明しているようなものだ(笑)
表紙カバーの折り込みに、その一部が紹介されている(写真下)。
Marcy's Blog-金魂巻内容説明
まさに、この直後に訪れたバブル期には、1億総○金の真似をしたものだ(笑)
そして、その1年後に続編が発行された。「金魂巻の謎」だ。
こちらは、「戦後40年、○金○ビの誕生とポストモダン、
国民生活のナウの行方の物語と序説」と銘打たれ、
各年代別に金持ちの姿と貧乏人の姿を分析している。
この本は、簡易カラーながら、全ページのイラストには色付けされ、
非常に見やすく、そして面白く、可笑しい本である♪
下の写真は、昭和60年(1985年)11月13日第1刷発行のものである。
Marcy's Blog-金魂巻の謎