映画化不可能?な狩野のお薦めミステリ | マーチャオ川口νブログ

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 マーチャオ川口店スタッフの日記です!!!

皆さま、こんにちは。

最近、同番のたびに伊藤さんのお尻を撫で回してます。

もう何かが末期かもしれません。

狩野です。


先日のお休みに久々に映画観賞してきました。

映像化不可能と言われていたあの作品、乾 くるみ原作の『イニシエーション・ラブ』です。


私は原作を読んでいたので、あのトリックをどういう風に映像化するのかしらん?と、それだけを追いながら観ていたのですが……なるほど、そう来ましたか。

まぁ、それよりもとにかく、木村 文乃ですよ
私的には、メインヒロインの前田 敦子よりも、はるかに木村 文乃ですよ!

もうね。散々に叱られて、人としての駄目出しされたあとに、ギュッって抱きしめられたいです照れちゅん



……

そんな暴走しそうな妄想はさて置いて……

今回は私が独断と偏見と嗜好で選ぶ、『映像化不可能?なミステリ』をお送りしたいと思います。
(最近の作品が挙げられていないのは、何卒、ご容赦ください)


①歌野 晶午『葉桜の季節に君を想うということ』
読み進めての印象は、サスペンスと甘酸っぱい恋の話の二重奏。
ですが、物語もクライマックスに差し迫った頃、読者の先入観がいかに愚かだったかを思い知ります。
そして、読了して思うのです。だからこその、この“タイトル”と……。

②折原 一『倒錯のロンド』
私が(確か)初めて読んだ、この手のミステリがこちら。
江戸川乱歩賞受賞を目標とする主人公と、その応募作品を盗作した男とのせめぎ合い。
しかし、終盤で読者の想像をあっと言わせる、どんでん返しが……。

③天樹 征丸『電脳山荘殺人事件』
『名探偵コナン』と並ぶ人気推理漫画、『金田一少年の事件簿』の小説版、第三作目がこちら。
個人的には漫画に収録された事件と合わせても、ミステリとしてのクオリティはナンバー1の事件になると思っています。
まぁ、容疑者の独白部分を省いて映像化したら、これはどうにかできそうな気もしますが……。

④綾辻 行人『十角館の殺人』
麻雀愛好家としても知られる、新本格ミステリの旗手、綾辻 行人のデビュー作。
『そして誰もいなくなった』テイストのクローズドサークル。1人殺され、2人殺され、最後に生存者は2名になり、犯人は果たしてどちらなのか……
とドキドキしながら読み進めていると、登場人物のたった一言が驚天動地な一撃を読者に食らわせます……。



なーんてことを書いていたら、家にあるのを再読したくなってきました

もし、オススメの「どんでん返し」ミステリがありましたら、是非、教えてください

ではでは……。