「パコと魔法の絵本」('08) | Marc のぷーたろー日記

「パコと魔法の絵本」('08)

パコと魔法の絵本 通常版 [DVD]
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後藤ひろひとさん原作の舞台劇を 3D フル CG で映画化した作品です。主演は役所広司さん、アヤカ・ウィルソンさん、共演は妻夫木聡さん、土屋アンナさん、阿部サダヲさん、加瀬亮さん、小池栄子さん、劇団ひとりさん、國村隼さん、上川隆也さん他。

Wikipedia「パコと魔法の絵本」


感想を一言で言えば「なるほど」。

中島哲也監督作品と言えば、「下妻物語」('04)「嫌われ松子の一生」('06) が有名で、両作品ともそれなりに楽しく観られたんですが、独特の画面作りに、ちょっと飽きて来ていたんです。

そんな中でのこの作品。

中島監督って、こういう無国籍で浮世離れ (というよりも現実離れ?) した舞台劇の映像化にはピッタリだなぁ、と。

それで「なるほど」と思ったわけです。


ストーリー自体は、いかにも後藤ひろひとさんっぽい舞台劇って感じで、これといって言及すべきポイントはありません(爆)

やはり見所は CG をフル活用した華やかな画面と、豪華俳優陣のはじけた演技でしょう。
というかそれが全てかも (^^;;;
豪華俳優陣の怪演ぶりはどれもビックリなんですが、その中では終始一貫してほとんど素顔が映らなかった妻夫木くんが面白かったかな (^^)

もちろん、國村隼さんと上川さん、役所さんも面白かったですけどね (^o^)


でもそんな豪華俳優陣を押しのけて、最も光り輝いていたのは何と言ってもヒロイン・パコを演じたアヤカ・ウィルソンちゃんの天使のような愛らしさでしょう (^O^)

彼女のあの愛らしさがなければ物語自体が成立しませんもんね (^^)v


というわけで、特に心に残るような映画ではないんですが、観ていて楽しい「超娯楽映画」です (^^)

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