♪石田卓也「海岸線のホテル」 | Marc のぷーたろー日記

♪石田卓也「海岸線のホテル」

昨年公開された栗山千明ちゃんと石田卓也くん主演の映画「GSワンダーランド」。'60年代後半の GS (グループサウンズ) ブームを背景にした青春コメディです。

「GSワンダーランド」('08) 感想

この映画は、青春映画としては凡作で観終わった直後の感想はあまり良くなかったんです。しかし音楽映画としては「GS マニア」である本田隆一監督のこだわりが効いていて、なかなか良くできていました。そのせいか、主題歌が何日も耳にこびりつき、じわじわとハマって来て、気がつくと「実は傑作かも!」と思えてしまうくらい好きな映画になってしまいました (^^)

ということで DVD を購入 (^^)v

GSワンダーランド プレミアム・エディション [DVD]

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この映画の特色は、音楽映画でありながら、プロの歌手が出演しておらず、出演している俳優が吹き替えなしで歌っていること。
厳密には、レコード会社の社長役で出演している岸部一徳さんの息子であり、プロのミュージシャン(パウンチホイールのベース) である岸部大輔さんが、ワンシーンだけ GS のボーカル役で出演しています。
高岡蒼甫くんや栗山千明ちゃん、温水洋一さんが意外な歌唱力を見せて驚かせる一方で、何より注目すべきは劇中で「ザ・タイツメン」のボーカルとして甘い歌声を披露している主演の石田卓也くん。

歌唱力としては高岡くんの方が圧倒的に上なのですが、石田くんの歌う主題歌「海岸線のホテル」は、GSブームの時に実際に GS に曲を書いていた橋本淳さん(作詞)&筒美京平さん(作曲)コンビの作品だけあって、本当に当時作られた曲のようなノリの上、一度聴いただけで相当に耳につく (^^)



他にも、劇中で石田くんが歌う「ベニスの夜空」はかなりパクリっぽいチープさがありますが、これもなかなか耳に馴染みます。

因みに「海岸線のホテル」は CD も発売されてます (^^)v

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高岡くんが劇中で「ザ・ナックルズ」のボーカルとして見事な歌唱力を披露している 2曲は、残念ながら映画の中ではフルに聴けません。フルコーラスは↓サウンドトラック CD を聴くしかなさそうです (^^)

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とにかく、DVD レンタルでもいいので、一見、というよりも「一聴」の価値ありの映画です (^^)v

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