ディスプレイで綺麗に見えてる写真を印刷したら、にじんでボケてた・・・なんてことがおこります。これは表現できる解像度が大きく違うからです。
ディスプレイは通常96DPI(ドットパーインチ)なので(1インチ=2.54Cm)の中に96個の画素(ドット)を表現しているということです。
一方、プリンターは最低でも300DPIはあり、性能が高くなれば5,000DPI等もあります。
ということで写真など保持するのは高解像度が良いのですが、プリンターの性能以上には表現しきれないので無意味ということになり、不要に写真が重いということになります。
また印刷せずに画面だけで見るものは、上記のとおり96DPIくらいで十分なわけで、ブログやネットでの写真は、スピード命ですから縮小して軽くすべきですね。
でっ、写真を編集しようとしたとき、DPIはわかるのですが、キャンバスの縦/横を何ドット(ピクセル)にしたらよいのかなかなかわかりません。一応の目安を書きますね。pxはピクセル(ドット)です。
大きさ | mm | モニタ-用 96DPI | プリンタ用 300DPI |
L版写真サイズ | 89 x 127 | 339 x 483 px | 1057 x 1509 px |
はがきサイズ | 100 x 148 | 380 x 563 px | 1188 x 1758 px |
A4サイズ | 210 x 297 | 798 x 1128 px | 2494 x 3527 px |
表ではプリンタは300DPIとしていますが、もし1200DPIの精度で印刷したい場合、必要なドット数は、300DPI欄の4倍の値となります。
横置きを前提で書いてますが、縦置きの場合の数値は左右逆になります。