EXCEL (2)貼り付け(ペースト)オプション | パソコンくらぶ「マーブル」

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今日は、貼り付けオプションの第2回目です。

EXCELの表の各マス(セル)には、すごい沢山の情報が保管されています。

コピー、貼り付け時には、その中身と共に、セルの情報(属性等)も一緒にコピーされます。

「コピー元」のセルと共に「貼り付け先」のセルにも情報があり、せっかく「貼り付け先」にセットした内容が「コピー元」で上書きされてしまうのは迷惑なときがありますね。

ということで、しっかり内容を把握しておくことは重要です。



どんな情報があるかというと、下の表に一部整理しました。ここで貼り付けオプションにより、コピー元から持って行かれる情報に「●」を示しています。



ここに書かれていない、列の幅、行の高さは、セル情報ではなく、行や列の情報になります。従って、セルをコピーしても、高さや幅はコピーされません。

但し、幅については貼り付けオプションにありますので、幅をコピーすることは可能です。高さはありませんので、基本的には、行コピー、列コピーで幅、高さをコピーする事が必要となります。


さて、ここで重要な事項が一つあります。それはセルのバリュー(値)です。値を直接入れた場合は大体思った通りで良いのですが、数式で計算した値のセルはよく理解しなければなりません。

普通のコピペをすると数式がコピーされ、新しく参照されたセルでの計算結果が表示されます。従ってコピー元の表示の値と異なっていることもあるわけです。

コピー元の表示(計算結果)をコピーしたい時には、値をコピーする必要があります。しかしその時は数式はなくなるので注意が必要です。

(続く)