ネットで情報を集める前に石材店に行ってしまった、慌ててネットで調べた後にすることは? | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

富山・石川でお墓の購入を考えてる方
関東や都市部、その他の地域で墓地を購入しようとしてる方、
お墓の営業マンならではのアドバイスをいたします。
気軽にお問い合わせしてください。

大丈夫、まだ間に合います。


ある全国組織の石材団体のアンケートによれはお墓を購入する決め手となった項目の中で「インターネット」と答えた人はまだまだ少ないです。

「とりあえずインターネットで調べますよ」と私より下の世代の人たちは石材店に行く前に下調べはするんですが、中にはインターネットなんてやってないという人もいたり、何の迷いもなく地元の石材店に言ったり、寺院や葬儀社などから紹介をしてもらったり、「もっと良く考えたほうが良いのでは?」と思います。

お墓を建ててしまった人から、建てた石材店の名前と価格などを聞いた時には私は何も言えなくなります。
一度、知人(彼のお父さんが建てた)がお墓を建てたと言ってたんで、「こんどその墓地に見学に行くことになってるんで場所教えてよ、行った時に見てみたいんで」と言いました。

後日、見学後に知人の家のお墓を見ました。
その後にまた会う事があって、「あのお墓、○○○万円くらいだったでしょ?」といったら知人はやや嫌な顔をされました。

「ほんまに○○○万円で建てる事が出来たがか?」
「ああ、俺だったらその金額でバンバンの墓建てれっちゃ」
「○○石材で建てて、○○○万円やったがよ」、(あ、その石材店ダメだって)
「マジ?○○万円も違うんやな」、(言ったとたんに表情が変わって、そこで初めて私は言っちゃいけない事を言ったと気が付きました)
「親父、ボッタくられたんかな?」
「いや、同じ石でも良い石を使ってそうだし、、、、、、」、(いろいろでまかせでフォロー)

いや反省しました。
お墓を建ててしまった人には何も言っちゃいけないなって思いました。
かなり前の話です。

知人のお父さんもその地区では有名な石材店に行って商談し、施行したお墓を見せてもらい、設計図をつくって見積もりをもらってから契約したそうです。

「お父さん、ほかの石材店に行ったが?」
「いや、この地区ではほとんど○○石材やから」

行っても良いんですよ、石材店には。
でも他の石材店に話を聞くのも大事なんです。
↓↓↓
複数の石材店から見積もりをとる事を推奨する理由は?

良いか悪いかを判断するには比較検討するしかないんですから。

とりあえず石材店がブログを書いてるか見てみましょう。


GoogleやYahooで検索するした時に上と右は広告サイトなので無視して、実際の検索上位から調べてみましょう。

HPが出てくる前に墓石ポータルサイトがあったら、飛ばしてください。
あなたの地区の石材店のHPだけ見てください。
(私のブログは飛ばさないでくださいね)

特出して内容が飛びぬけてるHPはなかなかありません。
書いてあることも良く似ています。
気になった石材店があれば訪問前に電話をかけて応対を確かめるのも良い方法です。

まだHPが無い石材店はいくらでもあるんですが、HPがあるのに更新が滞っているのは問題ですよね。逆に良くない印象を与えるのではないでしょうか?

そしてお客様の声に直筆の手紙を載せている石材店もありますが、とりあえずは参考になります。(数が多いと逆効果になるんではないかと思うのは私だけでしょうか?)

それから「ブログ」を書いてる石材店があれば、とりあえず候補にしましょう。
内容が薄っぺらい場合も多いのですが、とりあえず仕事の合間に時間をかけてブログを書くというのはそれなりに評価できると思います。

ブログも大きな石材店の社員が仕事で書いてるのではなく(その場合は社長自ら書いてること)、石材店の店主、奥様、息子さん、が書いてるものの方が良いでしょう。
(意外と少ないんですよ、石材店さんのブログって)

と相見積もりをとる候補がいくつか出来ました。
新しい石材店の中には極力価格を落とすために無駄な経費をかけないような、ときに優秀な石材店もあるんですが、なかなか探し出すのは難しいかもしれないです。
(富山と石川なら紹介しますよ)


もしネットで私のブログを見つけた人がいらっしゃいましたら、石材店から話を聞くときに効果抜群の方法があるのでお問い合わせ願います。
とにかく主導権を石材店側に渡してはならんのです。(逆に墓石営業マンが主導権をお客さんに渡してしまうのも、、、ww)

いくつか候補が出来ましたら実際に石材店に出かけて話を聞きましょう。



  • 墓地の大きさを出来るだけ正確に寸法を伝える
  • 公営墓地であれば区画を(場所まで言わなくていいです)
  • 先に墓地を見学し、他のお墓で参考になるようなお墓を探しておく
  • 見積もりを公平に判断するために構造を統一する

見積もりの比較は出来るだけ同じ条件で行うことが大事なので、お墓の大きさとデザイン、使用する石を数種類、外柵の構造を出来るだけ同じデザインにして見積もりをもらってください。

例えばあなたが和墓を希望してるとして、
「蓮華を追加したらいくら価格があがるのか?」
「銀杏仕上げにしたらいくら価格があがるのか?」
「水切り(水垂れ)加工はいくら価格があがるのか?」

も確認してください。
各石材店によって価格が違うハズですので。
富山で当たり前の水切り加工は地域によっては追加料金が発生します。

見積もりは細かい項目ではなくて、このような追加加工の料金もチェックしてください。
もちろん設計図の寸法は絶対に入れてくれとお願いしましょう。


そして見積もりが集まったとします。

ほぼ同じサイズの墓石で同じような構造と寸法なので単純に比較できるのではないでしょうか?

実際の設計図では何らかのおかしな箇所があったりしますが、
例えば富山で、
敷地1坪、
幅4寸×高さ8寸の巻き石の舞台、
3.5尺の笠墓、
ならばまず大きく各石材店の設計図が違うことはありません。
大きく違ってくるのは「納骨室の構造」です。
なので見積もりには「くり抜き型」のものと「合わせ型」の二種類、使い石を数種類、を指示すれば比較しやすくなると思います。

見積もりをもらっても「値引き」とかいろんな項目があって分からない場合は気軽に私に聞いて下さいね。

公営墓地で、墓地公園になってる場合は「規格」が決まっていることがあります。
なので比較したら簡単に判断できるでしょう。

何も知らずに石材店に行って見積もりをもらって
「ちょっと高いのでは?」とか、
「この石って国産石?」とか、
「なんかお隣のお墓と違うような・・・」
などという疑問が生じたあなたは、「安心してください、正常です!」
だからインターネットで調べようと思ったんじゃないでしょうか?

石材店のHPを見ても決め手にはならないかもしれませんが、見ないよりはずっとマシです。

施行例の中には気に入ったデザインのものもあるでしょうから実際に実物を見せてもらうと良いですし担当者の人間性も感じられるでしょう。

最終的には「担当者の人間性」で決めるしかないんです。
価格に大きな開きがある場合は仕方ないのですが、少しばかり見積もりが高くてもその石材店を選んだ人はたくさんいらっしゃるのです。

けっこう営業マンは口を滑らしてしまうこともあるので、それもチェックです。
後で違った事を言ったりしますから、ww