石の正式な名称で表示しないで勝手に名前をつける石材店は信頼できない!
そろそろ初雪が降るんじゃないかと思われますが、とりあえず雪は降ってません。
来年お墓を建てようと考えてる方、いまのうちに墓地で見学してきてください。
さて、この記事の題名ですが、
いまだに中国やインドの石に自社で勝手に名前をつけてる石材店があります。
何回も書いてますが、東京の石屋のほうが勝手に名前をつけてるようです。
富山ではそんな石屋は少ししかありませんが、TVCMしてる石材店(一社ではない)が勝手に名前をつけてるので困ります。
ここで皆さんに聞きます、どうして石材店は石の本当の名前を表示せずに自社で勝手に名前をつけるんでしょうか?
他社と競合したときにいくらでも言い訳をするためです!!!
すなわち客には本当の事を伝えずに何とか丸め込もうとするためなんです。
石に勝手に名前をつけてるのは、意外と大きな石材店が多いんですよ。
マスコミに登場するような石材店が、、、、
綾小路きみまろ、お墓を買う,を見ましたが、、
動画は削除されていますが、
取材をうけてた石材店が、堂々と、、、今まで聞いた事もない石の名前を言ってました。
そりゃ聞いた事がありませんって、、、
勝手に名前をつけてるんですから。(爆)
インドには黒い石が色々あるんですが、みなさんはその中で一番良い石の名前は知ってますか?
富山ではクンナムは「クンナム」なんですが、東京では良いクンナムを「本クンナム」と呼ぶそうです。
なんじゃ、そりゃ???
品番で言うと「クンナムK-EEE」が最高の品質らしいんですが、石材店にこのように言われた方はいらっしゃいますか?
いませんよね、黒い石は見ただけではプロでも分かりません。
本当です。
正直に言います、私も分かりません。
世界中の黒い石のサンプルを集めて、
「これはどの石でしょうか?」と聞いても全部当てられる石材関係者はいないと思われます。
林修先生でも分からんと思います。(笑)
それに勝手に名前をつけられたら、消費者は全く分からんと思います。
インドの黒い石と緑の石は何がなんだかさっぱりわかりません。
私が分からないんですから、みなさんはもっと分からないのではないのでしょうか?
石材店の良心にかけるしかありません。
せちがないないですよねえ。
中国の石につける「あだ名」も酷いもんです。
いくらなんでも消費者をバカにし過ぎじゃないんでしょうか?
呆れます。
全国各地から相談を受けているんですが、
今まで聞いた事もない石の名前をやまほど聞きました。
おいおい、それってG623のことじゃないんでしょうか?
安い石を高く見せかけるために、他社と競合したらいくらでも言い訳するために、、
石に勝ってに名前をつけちゃいけんでしょ!!???
石に勝手に名前をつけてる石材店は、見積もりでも逃げ口上をもうけてる場合が多いですね。
意図的に設計図に寸法を入れないとか。
あとから帳尻合わせをするんですよね。
汚いですよ。
やってる本人はずっとそうやって来たので客をだましてるという意識なないぶん、余計にクセが悪いんですよ。
石材店に入社して初めて墓石営業をする営業マンは会社の指示に従いますし、それがたとえ客をだます結果になることも理解できておりません。
新人営業マンの中にはバイタリティあふれる熱血漢が時々いますが、彼らの熱心さに根負けして契約する消費者もけっこういるんです。
契約した段階では消費者は、良いお墓が建つもんだと思っているんですが、ところがどっこい、、、
彼らに悪気がないぶん、余計にクセが悪い結果となるでしょう。
石材店の交渉は相手に主導権を渡してしまったらどうにもなりません。
典型的な例は「民営墓地で墓地を購入」した、あなたです。
どうにもなりません。
石に勝手に名前をつけられた折には、、消費者はどのように判断できるのでしょう?
過去にも書きましたが、
G603の横に真壁中目のお墓を並べて「どちらが高いと思いますか?」
と聞いたところ、正確にいい当てられたお客さんはほぼ50%でした。
この意味わかりますか?
お客さんは石を見てもどの石が高いか安いか分からないんです。
答えたのは勘で、本当の価格など知ってる消費者など皆無なんです。
なので勝手に名前をつけて惑わそうとしているんです。
私からしてみたら「なんでこんな事がわからないのだろう?」
と思ってしまいますが、その分野に精通してなければ、確かに分からないんです。
私も石材関係以外は素人です。
中古車やに行って、相場が100万円くらいの車を70万円でいいですよと言われたら多くの客は「ラッキ~~!!!」と思うでしょう。
でも30万円も安く売ってもいいと判断する車って訳ありに決まってるじゃないですか。
そうです、「事故車」です。
でも30万円安くしますと言うから疑問を持ちますが、85万円ですと言われたらどうでしょう?
「セール期間中ですのでお安くしてあります」
おいおい、セールって言っても損してまで売るバカはおりません、訳があるんです。
みなさん、中古車屋へ行って展示してある車が事故車ではないって判断できますか?
私は車は素人なんで分かりません。
家具も分かりません。(良い家具はなんでこんなに高いんだろうと思ってしまいます)
家だってわかりません。(いつも知り合いの大工さんに聞いています)
銀行や証券会社の「投資信託」も分かりません。
皆さんは墓石が分からなくて当たり前なんです。
そういう素人を騙す手段の一番手が「石に勝手に名前をつける」ことなんです。
考えても見てください。
正直な商売をしてたら、石の正式な名前と見積もり価格をハッキリ表示できるんじゃないでしょうか?
「この見積もり価格より安くできるならやってみろ!」
私はそう言えます。
今まで一回も見積もり価格で負けたことがないもんで。(自慢です、笑)
石だって良い等級のものを使いますよ!(やれるもんならやってみろ!って感じです)
正直な商売するなら、お客さんには同じ価格を提示して、値引きしないズバリの価格を出すのが普通ではありませんか?
それが出来ない理由は「客によって見積もり価格が違う!」
ただこれだけの理由だからなんです。
それは「企業理念」にゆだねられます。
「お客様には良いお墓を建ててもらいたい!!!」
そういう簡単な事も忘れてしまっているから石の名前を隠さなきゃならなくなるんです。
医者はヒポクラテスの誓い
をしますが、それを生涯実行できてる医者は何人いるんでしょう?
医者になろうと誓ったあなたは今でもその気持ちを持ち合わせていますか?
飲食店を経営してるあなた、「お客さんに安くておいしいものを食べてもらいたい」と今でも思ってますか?
2500円のオムライスなんて誰が食いたいと思っているんでしょう!?
昔なつかしい700円くらいのオムライスが食べたいです。
なので私はずっと
「お客様には良いお墓を建ててもらいたい!」
とずっと思ってます。
その気持ちを忘れないようにしています。
あなたが商談してる石材店は本当に良いお墓を建ててもらいたいと思って誠意に応対してくれていますか?