Nさんと墓地で待ち合わせて説明しました
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久しぶりの記事です。
今日はある公営墓地でNさんと待ち合わせていろいろ説明しました。
石のこと、
お墓の構造のこと、
墓石の価格のこと、
その他いろいろ。
Nさんとは2時間くらい一緒にいまして、「記事を読むだけでは分からない事を実際に見て説明してもらうと分かりやすかったです」と言われました。
墓石の事をたくさんブログに書いてきましたが、私の記事を全部読んだとしても、「良い石材店を見つける事は出来ない」かもしれません。
花立香焚きのことや、
彫刻文字のこと、
などをNさんに説明したら、「そういうとこは考えてもみませんでした」と言われました。
全国の相談者からいただく設計図を見ると手直しを全くしなくて良いというものは、ほとんどありません。
これは私が構造主義者だからだと思います。
修正して欲しい箇所が多いんです。
ある地域によっては「芝石は四つ合わせで充分です、なぜ一枚石にしなくてはいけないんでしょうか?」という石材店が多いですし、自分の施工のしやすさばかり考えて消費者が求めてる本当の事を理解しない石材店が多いのです。
「あんたの仕事のしやすさなんてお客さんには関係ないんだよ、出来るか出来ないかそれだけなんだよ!」
そして
「出来ないなら早く言えって、他の石材店に行くから」
私ならこういうふうに直接石材店と交渉出来るんですけど、一般の方々はやっぱり無理だと思います。
今日は墓地に行ってきましたが、「俺だったらこんな設計にはしないよ」という墓石が多かったです。
価格なのか?
お客様の意向を重視してるのか?
石材店に進歩が無いのか?
いずれにしても十分な商談がなされていないのではないかと思いました。
私は一番疑問に思うのは
墓石本体は高い石を使って&外柵はつなぎ合わせ、
です。
墓石本体の石の価格を抑えて外柵(舞台)を良いものにしたほうがベターではないかと。
まあ、こういうふうに書いても多くの方は分からないかもしれません。
でもお墓を建てようと考えてる人はある程度決まった予算を組んでいらっしゃいますので配分をどうするか?が大きな問題になってくるのではないでしょうか?
高級石を使っても構造がダメならそのお墓はダメなお墓です、私はそう思います。
なので「芝石は四つ合わせでも十分です」と言ってるような石材店は、私はお付き合いしたくないです。
お墓は構造第一です。
考えは曲げません。