お墓の納骨室のあけかたは?
お墓の納骨室の蓋を開けてもいいのか?とよく言われるのですが、中に水が侵入していないかなどを確認するために開けたほうがいいと思います。
お墓掃除をする時などに蓋を開けて風通しをするといいです。
地下カロートの蓋の開け方
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/00/marble-granite/ca/25/j/o0412055211591370993.jpg?caw=800)
蓋の横に手がかかるような加工がしてありますね。
この穴がないと、とても蓋が開けにくいのでこれからお墓を建てる方は図面がどうなってるか注意してください。
地下カロートの和墓の場合は、花立香焚の後ろに納骨室の穴が開いているお墓もあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/00/marble-granite/df/8a/j/o0412055211591370995.jpg?caw=800)
骨瓶が小さな地域ではこういうお墓も見かけますね。
納骨する日に雨が降っていた時などは、ズラす時に石を欠かしてしまうかもしれないので注意してください。
納骨室の前には観音開きの扉がついています。
地上カロートの蓋の開け方(笠墓)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/00/marble-granite/5d/1f/j/o0412055211591370994.jpg?caw=800)
このお墓は何もズラさなくても扉が開けられます。
他のタイプのお墓と違って扉を破損させると修理はかなり大変なので、取り扱いは十分注意してください。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/00/marble-granite/a9/5a/j/o0412055211591370996.jpg?caw=800)
簡単に言えば石の板を当ててあるだけです。
蓋の両脇には手がかかるような加工がしてあります。
もし設計図にこの穴がない場合は、石材店に言ってつけてもらってください。
関東型のお墓に地上カロートの場合は、「感音開き」よりも「当て蓋」のほうが多いようですね。
理由は簡単で、観音開きより当て蓋のほうが加工が簡単だかれです。
前日が雨であったり、蓋のまわりが濡れている場合は蓋を開ける時に注意が必要です。
吸盤のように吸い付いて花立香焚はなかなか動かせません。力づくてズラすと勢い余ってお墓の角などにぶつけてしまって、石を欠けさせてしまう事になります。
雨が降ってる場合は、両手で動かそうとせずに、握りこぶしで花立香焚を軽く叩いて動かすと良いです。
いったん動けば両手を使ってズラすのは楽になります。とにかくズラした勢いで石を欠けさせてしまうのが最悪なので、注意してください。
感音開きの場合は扉を欠けさせてしまうと、簡単には修理できません。修理するときはお墓の笠より上を持ちあげないと扉の交換は出来ないのです。
費用もかかります。扉は両方交換するので、彫刻もしなければなりません。安く見積もっても10~15万円程度の修理費は最低でもかかりますから取り扱いには注意してください。
場合によってはいったんお経をあげてもらって、修理が住んだらまたお経をあげてもえあわなければならないので、十分に注意して下さい。