お墓の納骨室がいっぱいになりました。 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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お墓のカロートの中が骨瓶でいっぱいになって納骨出来ない



検索項目の中に「50回忌法要 お墓返し」という項目がありました。
おそらくカロートの中がいっぱいになって納骨できなくなってしまったので、50回忌が終わったお骨をどうすればいいのかと検索されたんじゃないでしょうか。
いつかはこの件で記事を書かなければいけないと思っていたので説明いたします。

50回忌法要が終わったお骨は土に返します。



この図で息抜き穴の中(黄色の部分)には小さな玉石か洗った川砂が入れられています。
納骨室の中が一杯になった場合は、50回忌が終わったお骨を土に返します。


お骨を土に返す



納骨室の中のお骨をすべて取り出す。
戒名や法名を確認して50回忌が終わってるお骨を確認する。
図の黄色の部分の川砂か小さな玉石などを出来るだけ多く取り出す。
50回忌が終わったお骨を息抜き穴にあける。
骨瓶も割って息抜き穴に入れる。
川砂を敷き詰めてお骨を元に戻す。


上の図ではお骨はコンクリートの上にのっておりますが、左の図のように(黄色の部分)多くの場合は数センチ~数十センチくらい川砂か小さな玉石が敷き詰めてあります。それを全部取り出さなくてはなりません。

古いお墓を建て替えるときも同じように、基礎コンクリートの息抜き穴に50回忌が終わったお骨を土に返します。

骨瓶も息抜き穴に入れるのですが、素焼きの骨瓶は一緒に埋めても良いのですが、最近流行りの陶器の骨瓶は入れないほうがいいと思います。
陶器の骨瓶はとても扱いが厄介です。
土の中に埋めてもそのままですし、納骨室の中が湿気を持つと骨瓶の底に水がたまって蒸発しません。

その水がお骨を濡らしてしますと、なんとも言えない匂いがします。


このような理由で陶器の骨瓶は使用しない事をお勧めします。