墓相のお墓
お墓を建てようと思った時にインターネットで調べると「墓相学」というお墓についての学問を目にする事でしょう。「墓相学」では決まったしきたりで決まったお墓を建てなくてはなりません。
また同じ「墓相学」でも説く人によって微妙に違います。なので何もしらない消費者はどれを信じたらいいのか分からなくなってしまいます。いろんな決まりがあってそれに反した従来のお墓について「子孫が絶える」とか「別居や離婚」などと説かれます。しかしながらこれを言い過ぎると「霊感商法」スレスレという事にもなりまねません。
「墓相学」で吉とされるもの
- 自宅からお墓の方角は「西」「北」「北西」
- お墓の建てる方角は「東」「東南」「南」
- 正しく角がとれた四角及長方形で、問口9尺・奥行が6尺以上の墓地
墓相のお墓の建て方として
- 砂地の上に直接、お墓を建てる
- 墓石の石と石の間にセメントや接着剤を使ってはいけない
- 敷地内に撒き石などしてはいけない
- 先祖供養塔を建てる、お墓よりも高さは高くなくてはいけない
- お墓は夫婦墓
- 仏文字の彫るのは法名(戒名)
- 水子がある場合は水子地蔵を建てる
- 国産材を使用しなくてはならない
「墓相学」で凶とされるもの
たくさん有りすぎて書けないほどです。
こちらのサイトに書いてあります。
まとめとして・・私が思うこと
「墓相学」では問口9尺・奥行が6尺以上の墓地は必要となり寺院墓地などでは到底建てる事は出来ません。その他制約がありすぎてとても一般的ではありません。
金銭的、物理的に可能であれば墓相のお墓を建てられてもいいとは思いますが、良いお墓は先祖を敬いいつもお花が絶えることの無いお墓です。しかし墓相学の説く事は間違いではありません。やってはならない事はどんなお墓を建てる時にも守ったほうがいいと思います。