お墓を建てる石材店の施工方法を聞いておきましょう
お墓を建てる場所は平地で見通しのよい場所ばかりではありません。山の斜面や運搬機でお墓を運ぶ事が出来ない場所など条件が悪いところはたくさんあります。その場合にはレッカー車などを使用しなければならないなど別途料金が必要かどうかを確認しておきましょう。
それと最近はセメントではなくて「石材用のボンド」を使用している石材店が多くなってきました。樹脂系のボンドやシリコン系のボンドなどいろいろあります。ただどうしても四十九日に間に合わせなくてはならない場合など「雨天」でもお墓を建てなくてはならない場合があります。そういう時はセメントを使用します。
準備しておいたほうが良い事
- 寺院に挨拶をしていく
- 両隣にお墓が建ってる場合は写真をとっておきましょう。
寺院墓地でお墓を建てる場合は住職さんと綿密に打ち合わせを行い、石材店が施工する時は必ず寺院の規則に従うように伝えましょう。寺院の水を勝手に使ったりゴミをそのままにして行くなど信じられない事をする業者もいるのです。
私の経験・トラブル対処方法
これは私の経験なんですが、ある町内の墓地でお墓を建てる事になりました。墓地の入り口から入って行くとあるお墓の燈籠のかさが欠けていました。その他巻石にも僅かですが赤い塗料がついていました。富山県は雪国なので通路の除雪をしたときに除雪車がぶつかったのではないかと（お墓を見にいったのは２月末でまだ少し雪が残っていました）思って写真をとっておきました。
そして工事を始める前に町内会長のところへ行って写真を見せて自分の会社が傷をつけてはいないという事を確認してもらいました。
工事が終わってから案の定、お墓の持ち主が来店され苦情を言われたのですが、写真を見せて町内会長にもその場で電話をして確認してもらいました。それで事なきをえたのですが、もし写真を撮っていなければ何も証明できずにトラブルになったと思います。
お墓を建てる時には考えもしないトラブルが発生するので、万全な準備をしておくといいでしょう。