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Q よく、母親が子どものために握ったおにぎりは、市販のおにぎりと比べて、食べるとより元気になると言われています。

これは、愛情のこもったおにぎりの中に、生命エネルギーが付加されると考えてよいのでしょうか。

A まったくその通りです。

おにぎりを握るときに、子供のことを考えるという行為によって、おにぎりの米の中に生命エネルギーのひとつである愛情のエネルギーが入るのです。

米が本来持っている生命エネルギーに、母親が子どもを思う気持ちがプラスのエネルギーとなって、付加されるということです。

母親が家族のために食事を作る場合、特別な愛情を込めようとしなくても、エネルギーは付加されます。

特定の誰かのために作っている時は、その相手に対する気持ちがエネルギーになって食事に入るためです。

その入り方、相手に対する気持ちというものは、日によって少しずつ変化するので、母親の手料理は毎日食べても飽きないということにもなってくるのです。

それに比べて外食は、たとえ一流レストランのフルコースでも、三日食べると飽きてきて、続けて食べられなくなります。

それは、その思いのエネルギーが付加されていないためです。

どんなに丁寧に作っても、エネルギーが誰かに特定されていないため力が弱くなるのです。

狙いを絞った相手が食べてくれることを楽しみにしながら作った料理は、愛情という真心のエネルギーがふんだんに付加されて、おいしくなるのです。

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生命の理念Ⅰ
執行 草舟 著
講談社エディトリアル
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こういう話をすると、目に見えないものは信 じないとか、スピリチュアル系とかいう人もいますが、そもそもエネルギーは目に見えないけど、ある。

愛情も、目には見えないかもしれないけれ ど、ある。

今から800年ほど前、「言葉を教わらないで育った子供が、どんな言葉を話すのか」という実験が行われました。

赤ちゃん50人を集め、部屋に隔離し、そこである条件のもと面倒をみます。

ミルクは十分に与え、お風呂も排泄の処理もしっかりとして、物理的に必要なことは全て与えます。

ただし、1、目を見てはいけない 2、笑い かけてもいけない 3、語りかけてもいけな い 4、触れてはいけない

という条件の元、実験が行われたのですが、一年もしないうちに続行不可能となりました。

とても悲しいことに、一歳の誕生日を迎える前に、全員亡くなってしまったからです。

つまり、ミルクやご飯だけで人が育つのではないということです。

ここにこうして生きているという事は、親 か、親に代わる誰かが惜しげもなく愛情というエネルギーを注いでくれたという証拠です。

そうでなければ、赤ちゃんのうちに亡くなっ てしまうのです。

食べるご飯も、誰かが誰かを想って作ったものは、高価な食材が無かろうと、おいしく元気が湧いてくる。

仕事もそういうものかもしれない。

目の前にいる人を想って一生懸命できる仕事はそれでいいし、不特定多数に提供するときは、誰か一人を想って提供する方が、多くの人に受け入れられたりする。

想いのこもった料理も、想いのこもった言葉も、想いのこもった仕草も、振る舞いも、顔の色も、額の汗も、

細胞から共鳴します♪

だから、理由はわかんないけど「なんかイ イ!」って人がいるんですね~(^^♪


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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

心より感謝します。
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いってきまーす!!
イエ───(σ≧∀≦)σ───ィ