「陣痛まだ~~?」
これが最近のくろえるの口癖。
そんなの私が聞きたい。
23時。そろそろ寝る時間。
「陣痛まだ~?」
「うん、まだみたいだねぇ。」
「ふーん。今陣痛来たら俺寝るから( ̄▽ ̄*) 1時間後に起こして。」
「はぁ(゜д゜;)???」
私が陣痛に苦しんでいる時にお前は横でガーガー寝ようというのか?
夫っていうのは、痛がってたらさすったりマッサージしたり、なんか助っ人として頑張るんじゃないのか?
そんな冷たい人だと思わなかった。。。
何を言っているんだ、この人は?
ぼーぜん。
「だってさー、俺の出番が来るのは大分後でしょ?
それまでに、寝て体力蓄えておかないと、肝心なときに役に立たないでしょ?」
「それは私だって同じやんっ!!!
私が苦しんでるのにガーガー寝るなんて、薄情者っ!!!」
「医者からの帰りに居眠り事故とか起こしたら困るでしょ?」
「困るけど、1時間は一人で頑張れってことでしょ?苦しんでても何もしてくれないってことなんだよねぇ?」
「いや、そうじゃないよ。必要だったら起こしてよ( ̄ー ̄;」
「だって、1時間後に起こしてって言ったやんっ!
助けが必要か必要じゃないかは私が決めることだし、
どれくらい痛いかなんて、なんてみないとわかんないもんっ!」
「必要だったら起こしていいから。。。まぁ落ち着け」
話してみてわかったのだが、
くろえるは、長丁場になっても大丈夫なように、寝れるうちに寝ておこうと考えたようだ。
薄情なわけではなく、後のことを考えてのくろえるなりの考えだったようだ。
だが、「陣痛来たら寝るから」とだけ言ったら、薄情者以外の何者でもない。
母親学級で、助産師さんが「パパとはちゃんとお産のときの動きについて確認しておくように」と言っていた意味がわかった。
当たり前と思っていたことでも、実際に意思の疎通はできていなかった。
これが本当に陣痛が始まってパニくっている状態だったら、大泣きしてたかもしれない。
出産予定日過ぎているのに娘が出てこないのは、
両親のこういうアホさかげんに話し合いをする余地を与えてくれているのかもしれないなぁ。
不甲斐ないパパとママでごめんよ。娘。。。