ひゃぁ~。


読み終わりました。



綾野剛さん好きだから、敢えて帯を外さず撮影。笑


正直最初は全然文字が入ってこなくて
話が進まないし、あんまり理解出来なかった…


けど、読み進めて行くうちに、

なんとなくだけど世界観が掴めてきて、

最後の方は早く先が知りたくて知りたくて。



話は時代を行ったり来たりしながら進みます。


新撰組の時代に自らの信念を貫き通した
吉村貫一郎が主人公なのですが、
その吉村貫一郎のことを様々な人が
語ることで話は進んでいきます。


吉村本人の語りも登場しますが、
戦で深傷を負い、さらに切腹を命じられ、まさにまもなく息絶える寸でのところでの心中の葛藤のみで、彼の人生そのものは周りの人たちによって明らかとなっていきます。


その手法は百田尚樹さんの「永遠の0」に近いな~と思いながら読んでいました。



新撰組の話なので、近藤勇や土方歳三など有名どころはもちろん登場します。史実とは異なるようですが、それぞれの描写も際立っていて想像を掻き立てられました。



身分を越えた男の友情や親子・夫婦の絆、
上司部下の信頼関係など、時代が変わっても大切にしなければならないものを考えさせられました。


また、武士として、男として、人として、
何が一番大切かを見失わずに人生を全うした吉村貫一郎に惚れました!!


でも一番好きなのは大野千秋さんです!

これは読んだ人にしか分からないとは思いますが!!



やっぱり綾野剛さんがかっこいいので、付けたまま。


映画では中井貴一さんが、
テレビ版では渡辺謙さんが演じているので
見てみたいなぁ~。



これから時代物、読めるかもー!




しかーし!!


次の本はライトな感じです。



Marioマリオ