6月6日・・・。そう言えば、今日はアレです。皆さんご存知のあの日です。今から66年前・・・ノルマンディ上陸作戦。ってことは66年前の6月6日。「6」が並びますの。666と言えばあれですの。ダミアン。ってどうでもいっかふと気づきました。
~シークエンス~
両軍補給フェイズ
枢軸軍移動フェイズ(オーバーラン有り)
枢軸軍戦闘フェイズ(メイアタック)
ソ連軍戦闘フェイズ(メイアタック)
ソ連軍移動フェイズ(オーバーラン有り)
ドイツ軍機械化移動フェイズ(オーバーラン有り)
管理フェイズ(独軍KG分割、ソ連工場疎開、攻勢支援群生産など)
全40ターン。1941年6月Ⅱ~1944年4月まで。
1ターンは10日~15日(夏期)、1ヶ月~2ヶ月(泥濘期)など。
1ヘクス約35Km。
略語:ソ連軍C各科統合軍を以下「C狙撃兵」とする。「軍」規模である。
第10ターン42年1月 天候 雪
枢軸軍移動/攻撃フェイズ
年が明けて42年。
ソ連軍の反撃力弱まっているので、このターンも枢軸軍冬期攻勢続行。
フインランド軍、攻撃するも相互損害1/1でフインランド第4歩兵軍団2-3-3除去…。これは痛い損害マップNがない場合、フインランド軍は3個軍団のみ登場と極めて少数の部隊しか登場しないので。
中央軍集団、モスクワ周辺の部隊撃破へ努める。モスクワ包囲を目指す。
ソ連軍部隊攻撃方法のひとつとして、前のターン冬期プラス3判定で戦闘結果強制相互損害でステップロスさせておく。さらに、現ターンで強制相互損害で除去。この2ターンかけて、退却できないC狙撃兵を強制損害で除去していく場合もある。さらには、ソ連軍の反撃で、前のターン相互損害でステップロスしている部隊を狙い撃ちして攻撃/除去という場合もある。C狙撃兵は2ステップ&離脱しにくいのでこれら2ターンかける攻撃で除去されてしまう
南方軍集団、第二次スターリノ攻撃。C狙撃兵1ステップ損失にとどまる。史実では、11月21日にロストフ占領(後に放棄)なので、この方面での攻勢は遅れている。もっとも、さほど大勢に影響はないが。このターン増援の補給基地はこの方面に投入した。
クリミア半島の出入り口たるヘクス5812に攻撃するも相互損害。なかなか突破できない。
このフェイズ、ソ連軍C狙撃兵×3、狙撃兵軍団1-2-3×1、機械化軍団2-1-5×1撃破した。
ソ連軍部隊を相当数葬っているので、ソ連軍の冬期反抗の力は著しく減退している。なので、「ソ連軍の攻撃による」部隊の損失は極めて少ない。また、「相互損害」によるステップロスも大してない感じだ。さらに、ソ連軍の反撃による部隊退却がないので、土地も失わずにモスクワ方面にそのまま陣取っている状況だ。春早々にモスクワを攻略できる体勢になりつつある。
ソ連軍移動/攻撃フェイズ
年明けの1月は冬期攻勢本格的に行われるべきだが、多数の部隊損失によりそれどころではない。戦線をつくろうのにせいいっぱい部隊数が少ないので本来的ではないが、1-1-6親衛騎兵も守備に回す。仕方ない。
Bレベル突撃軍×4は全てモスクワ方面の防衛戦に投入。最高9-8とCレベル戦力チットより期待できるので。
突撃軍、親衛狙撃兵軍はCレベル狙撃兵を除去「昇格」させて登場する。突撃軍は、攻撃/防御力はBレベルチットなのでC狙撃兵より期待できうるが、C狙撃兵同様3移動力しかないので自発的離脱できないなど使用しにくい。
それでも、何とか部隊をやりくりして、モスクワ方面2箇所で反撃。装甲1ステップ、独歩兵1ステップロス与えた。しかし、相互損害で、包囲されていたC狙撃兵×1が壊滅してもうた。
第10ターン。中央軍集団。
第11ターン42年2月 天候 雪
枢軸軍移動/攻撃フェイズ
北方軍集団、レニングラード脇ヘクス1417を占領。レニングラードを完全包囲した。
中央軍集団、このターンもモスクワ方面の部隊撃破、包囲に努める。第50歩兵軍団モスクワ東方の2505まで進出した。ソ連軍かなり弱体化しているのでここまで突出させた。第4、27歩兵軍団ツーラへ隣接した。このターンようやくツーラへ「隣接」だが、土地=都市占領よりも部隊撃破を優先させたのでこうなった。
南方軍集団、スターリノ方面、前のターンの増援の補給基地の来援によりOOS補給切れ状態より脱出。久々に戦力額面値をフルに出せる。第三次スターリノ攻略戦OOSでないので攻撃力増加。戦闘比が高まった。一気にスターリノ攻略成功!しかし、第5ターンに装甲部隊がスターリノへ隣接していたので、第11ターン攻略と時間かかりすぎた6ターンも浪費!?してしまったか?まあ、ハリコフ攻略を優先させたので仕方ないかな。スターリノMMFマケーエフカ精錬工場破壊。この時点で破壊された経済資産合計11である。
クリミア半島、狭隘なヘクス5812をよーやく占領。やれやれ。ここでも時間かなりかかってしまった
管理フェイズで一番弱い独3-4第1航空艦隊を撤収させた。ちなみに、この部隊は、中央軍集団のモスクワ方面で使用していた。航空艦隊は中央軍集団×2、南方軍集団×1の配分で使用していた。ナゼかと言うと、レニングラードは42年春以降に攻略なので、北方軍集団戦区に配備していてもあまり意味ないと考えたためだ。
このフェイズ、ソ連軍C狙撃兵×4(内2個除去)、狙撃兵軍団1-2-3×1、親衛騎兵軍団1-1-6×1撃破した。
ソ連軍移動/攻撃フェイズ
極めてツライ。部隊ヤラレすぎてどうもならん。今や最前線は薄~い単一の戦線があるだけである
とてもぢゃないが冬期反攻どころではない。遺憾ながら反攻中止
管理フェイズでGAZゴーリキ自動車工場疎開。まだまだこの方面まで独軍来ないだろうが、念のため疎開させておく。
第11ターン。ソ連軍を撃破しつつ徐々にモスクワを包囲に持ち込む。
第11ターン。独軍補給が通じて一気にスターリノ攻略せしめた。時間かかったけど。
こんな感じで4ターンに渡る冬期=降雪ターン終了です。
あまたある軍団/軍規模の東部戦線キャンペーンゲームでは、ソ連軍は最初の冬である41~42年に冬期反攻で反撃に出るというのがお約束です。多くの場合、独軍ら枢軸軍に損害を強いて失地を回復し、モスクワの危機を脱し、スモレンスクまではいかないかもしれないけど、少なくともモジャイスク付近までは戦線を押し返して失地を奪回する場合が多いように思われます。そのため、最初の冬に枢軸軍がハンデを負うようなルールが用意されている場合が多いです。
例えば・・・
CM/ロシアン・キャンペーン2
枢軸軍の補給が半減=戦闘力半減することにより、冬期反攻を表していると考えます。ルール17参照。
AH/ロシアンフロント
フィンランド、山岳軍団を除く部隊は攻撃/防御力がマイナス1されます。たった「1」ですが、これにより枢軸軍は、攻撃と防御において極めて不利になります。ルール15.6参照。
EP/SS失われた勝利
原則、サイの目プラマイ4という強烈な修正があります。パルチザンの補給破壊と組み合わせれば、効果絶大!大変おそろしいハンデを枢軸軍は負います。ルール27、22、8.31参照。
本作ではどうか?独軍も攻撃時プラス3判定できる&ソ連軍C狙撃兵らは3移動力なので自発的な離脱しにくいというルールと相まって、逆にソ連軍に損害を被らせることができる感じです。独軍はモスクワ占領など土地にこだわらず、部隊撃破を優先させて、相互損害上等作戦すればかなりのソ連軍を撃破できる感じです。しかし、調子コイていると、ず~っと後のターンにこれらのターンに被った損害のツケが回ってくるのです。このツケは大きい。今は、これら損害を大して気づかない、感じないかもしれませんが、実はトイチくらいの利息に値するかもしれません。
以上、本作は、プレイした感じとして他のゲームと違い、冬期に必ずしもソ連軍有利に働くワケではない感じです。だからと言って、多くのゲームのようにソ連軍は有利に冬期反攻できる=通説~史実なのだからそれにならうべきだとはあまり思いません。あんまし建設的、前向きな意見とは思えません。私は新しい解釈/新しいスタイルのゲームと解釈します。これはこれで面白いと思います。
次回、第12ターン42年3、4月泥ねいターンからです。