1986年ホビージャパンライセンス版
※ニア・イーストは除きます
◇ プレイの手順
ルール4(ルールブック5ページ)
枢軸プレイヤーターン先攻
連合軍プレイヤーターン後攻
1 初期フェイズ
2 移動フェイズ
3 航空フェイズ
4 戦闘フェイズ
5 機動フェイズ
◇本日のお題 ~枢軸軍のマルタ島進攻作戦について考える 訂正~
前回、結構な確率でマルタ島は攻略可能では?とブログしましたが、改めて検証してみたら重大なルール見落とし&穴がありました。
その1
まずは、ルール27Bを改めて見たら空挺ユニットは自動的に攻撃補給&一般補給にあるとします。って記載あるぢゃないですか!!チャンと空挺降下の際に無用な不利益を被らないように救済策があるぢゃありませんか
となると対処方法がかなり変わってきます。
昨日の例だとドイツ軍空挺&グライダー連隊の額面戦闘力11戦力が重装備なしで半減して5.5戦闘力。これに航空支援でマックス11足して16.5
となると、対する連合軍4防御力だと、戦力比4:1ですね。これだと2分の1で無傷で攻略。3分の1でEX、HXで攻略可能です。損害を受けるが必ず攻略できます。
その2
作戦の時期、両軍の戦力といった前提条件は、連合軍、枢軸軍とも前回同様とします。
連合軍の対処方法は極めてカンタンです。バレッタに全戦力2-3-6歩兵旅団を2個ともスタック。さらに0-2-5重高射砲旅団をスタックさせればいい。ただこれだけです。これだけで容易に枢軸軍の強襲空挺降下作戦をためらさせることができるのでは?と考えました。
イギリス軍は上記の配置をとることで全部で7防御力となります。先の例の4防御力からするとほぼ倍加します。これで枢軸軍を迎え撃てばいい。
ヘクス0308にユニットは自軍はいなくていい。どうせ荒地だから空挺降下の混乱チェックは自軍がいようといまいがマイナス1の修正を受けます。サイの目修正が累積しないのです。
対する枢軸軍は空挺4個連隊、グライダー連隊1個の全部でユニット額面値11→5.5。航空支援プラス11足しても16.5。16.5:7ってコトは戦力比2:1。荒地の攻撃でサイの目マイナス1です。そうしますと戦闘結果表を見ると3分の1でのEX、HXを狙うしかない感じです。3分の1でAR、AHで全滅する可能性があります。自軍の損害発生の上での攻略可能となります。
降下先について無人の0308に降下?それともAAのリスクはあるけど敢えて戦闘フェイズ同一ヘクスだとNEはサイ振りなおしを狙ってバレッタに降下する?
バレッタ直接降下の方がいいのかもしれません。NEの振りなおしありますからね。
とまあ、かなり訂正がありました。
ゴメンナサイ。
結局、41年の3月Ⅰ、Ⅱなら空挺降下の混乱チェックはあるにせよ3分の1の確率で攻略可能かな?という感じです。結構シビアな確率ですね。これぐらいの確率がちょうどいいのかもしれません。6分の1程度で攻略可能なら誰もやらないかもしれません。かと言って3分の2で攻略なら安易すぎますし。
という訳で訂正してブログします。今度は大丈夫かな???
おしまい。
左:枢軸軍の特別部隊。右:イギリス軍マルタ島守備隊(終盤はこの戦力になる)