1986年ホビージャパンライセンス版
※ニア・イーストは除きます
◇ プレイの手順
ルール4(ルールブック5ページ)
枢軸プレイヤーターン先攻
連合軍プレイヤーターン後攻
1 初期フェイズ
2 移動フェイズ
3 航空フェイズ
4 戦闘フェイズ
5 機動フェイズ
◇ 41年4月Ⅱ 枢軸軍ターン
第15装甲師団第8装甲連隊、第115自動車化連隊、独3-4-8砲兵連隊海没せず無事アフリカ着
第15装甲師団は早速集結、師団とした。
ヘクス4820 トブルク包囲部隊19防御力
ヘクス4821 第15、21装甲師団基幹 24戦闘力
ヘクス4521 伊第102歩兵師団基幹 10戦闘力
スツーカ2ユニット8火力、伊BR20.Mは2火力は防御支援させる。
マルタ島爆撃1ヒット→マルタ島情勢値は9へ。
◇ 41年4月Ⅱ 連合軍ターン
インド第4歩兵師団7-8北アフリカ戦線へリターン。
トブルク要塞2-1-6戦車大隊、0-1-8工兵を海路アレクサンドリアへ撤退。
→トブルク守備隊12防御力へ減少。
ちなみにバルディア要塞は放棄。守備戦力などない。しゃーない
ハルファヤ峠 11防御力。
ヘクス0526 英第7機甲師団基幹 11防御力
非常に心もとない戦力である
ブレニム1火力でトブルク防御支援。
ウエリントン爆撃機デルナ港爆撃するも失敗。ちなみにデルナのAAは3火力だった。
デルナ港は小港扱いだが重要な物資揚陸の港である。枢軸軍としてはトブルク占領までの最寄の港なのでできるだけAAは高めておきたい。
◇ 41年5月Ⅰ 枢軸軍ターン
マルタ情勢値9にかかわらず、補給カウンター2ステップ海没。。。
ここで枢軸軍は重要な決断をした!!
トブルク総攻撃である!!
あと数ターンで連合軍在ギリシャ軍が帰還する。帰還判定で地上ユニットは実に3分の2の確立で消滅させられる。これは、ギリシャ戦での損失。ギリシャ、クレタ島からの困難な海路撤退を抽象的に表しているのだろう。史実でも海路撤退を援護した英海軍は枢軸軍の爆撃。特にスツーカの攻撃などで多数の艦艇を損失した。
とまあ、長くなったが、連合軍在ギリシャ軍が帰還したらやっかいだ。連合軍の戦力が弱っている今がトブルク攻略のチヤンスだ!!トブルクは要塞化されているので砲兵以外は戦力2分の1である。しかし、スツーカ、Me110C、伊BR20.Mの合計13火力が地上支援する
全ての地上部隊、航空機をかき集めてまくって3:1を成立。23ステップで3補給カウンターを消費。総攻撃をかける
結果、サイの目5でDR!!
トブルク守備隊降伏=壊滅。トブルク陥落
連合軍12戦闘力。5ステップユニット壊滅。
しかも。1補給カウンター鹵獲成功のおまけつき
枢軸軍大勝利
さらに機動フェイズに機動部隊がバルディアを占領。未要塞化した。
◇41年5月Ⅰ 連合軍ターン
トブルクがあっけなく陥落した。。。呆然自失である。。。そんなバカな。。。
要塞化されていたからちょっとやそっとでは陥落しないと思っていたが。。。
原因は枢軸軍航空機のせいか?トブルク守備隊にAA力を持つユニットがいなかったのだ。5AA力を持つ重対空砲旅団をトブルクにおいておかなかったのは失敗だったか!?
せめてもの救いは0-1-8工兵をギリで海路撤退させておいたことか。。。
とりあえずハルファヤ峠を固める。防衛線を張るが。戦力不足。
ヘクス0528 英第7機甲師団基幹の2火力航空機防御支援。
◇ 41年5月Ⅱ 枢軸軍ターン
トブルク攻略に勢いづいて一気に前進
英第7機甲師団包囲も考えたが慎重策を取る。逆包囲も考えられるので。攻撃できなくもないのだが。英軍からブン取った1ポイント含め補給カウンターは3ステップあるし。
スツーカ、伊BR20.Mは防御支援。
マルタ島爆撃1ヒット→マルタ島情勢値は9。
◇41年5月Ⅱ 連合軍ターン
ヤバイ。ヤバすぎる。どーする
戦力は英第7機甲師団、インド第4歩兵師団、1個豪3-8基幹歩兵師団、その他モロモロ14戦力しかない。連合軍航空機の火力はたった2火力しかない。
サイドバラニで篭城も考えた。中都市扱いなので枢軸軍は装甲効果を使えない。しかし伊軍歩兵師団どもにも捕捉、攻撃される危険がある。ドイツ装甲師団のみならず、2-6、3-6の伊軍歩兵師団はこの場合やっかいだ。。。カキ集まれば結構な戦力になる。そこで、伊軍歩兵師団6移動力の圏外へ後退した。ヘタリアに恐れをなすなどと情けない次第である
今日はここまで。
たいへん呆気なくトブルクが陥落しました。強力な航空支援のおかげ!?
史実ではトブルクは陥落していないハズです。
連合軍は在ギリシャ軍が海没判定あるにせよ、北アフリカ戦線に帰還します。それまで持ちこたえられるのでしょうか?海岸線で踏みとどまるのはたいへん危険です。なぜなら、、、
このゲームでは、海岸線に部隊を集結しても、いともカンタンに南側から包囲される危険があります。まあ、これはデズモンド・ヤング著の「ロンメル将軍」にも記載されていた事ですが。英軍はいつも南側から襲われたってね。
そんなこんなで、部隊そのものがいない。若しくは防御が薄い南側から襲われるとひとたまりもありません。枢軸軍の場合は、例によって強力=凶悪な4火力スツーカなどが空飛ぶ砲兵として側面の部隊を守ってくれるのでいいのですが。連合軍にはそれがありません。現在のターンでたった2航空火力しかありません。
いずれにせよ、南側からの攻撃~連合軍の包囲殲滅。一気にゲームそのものが破綻する危険をはらんでいます。
唯一の南側からの攻撃に対して狭隘な地形~防ぎうる地形が史実同様エルアラメインなのですが。
連合軍はこの困難な状況を持ちこたえることができるのでしょうか
連合軍壊滅によりゲームは破綻しないのでしょうか
次回に続く~。