いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今回の旅で、わたしに起こったこと。

 

まだ継続中なのですが、伝えられることだけ伝えてみたいと思います。

 

 

マレーシアのメディテーションケイブでの、感情爆発から起こってきたわたしの中の変化。

 

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そこでの出来事と、最近お客様から教えていただいたブログと、読んだ本と・・・

 

いろんなことがリンクして、わたしの中に大きな変化が起きていました。

 

それも、一刻一刻変化していきます。

 

 

 

今朝、家から出て道を歩き始めると、今までとは全く違う感覚に包まれました。

 

見慣れた道、民家、山や空。行きかう車。

 

それらが、まるでアクリルでできたオモチャのような、薄くて希薄なものに見えるのです。

 

半透明で色が無い。

 

そこにあるんだけど、存在感が無い。

 

まるで「ぬりえの下絵」のようです。

 

 

その、モノトーンのような世界を歩きながら、その意味がわかってきました。

 

 

 

 

たとえば

 

 

あなたはとても美しい海辺にいる。

 

夕陽が沈みかけて、波は砂浜を優しく撫でている。

 

そこに、捨てられたビールの空き缶が落ちている。

 

 

この3行は、どれも同じ、ただその状態を文字にしただけ。

 

ただ、そのままの状態。

 

良いも悪いも無い。

 

 

わたしたち人間は、そこに常識偏見正義感というフィルターを装着して

 

「捨てられたビールの空き缶」に反応する。

 

 

こんな美しい海に捨てるなんて、何を考えてるんだ。

 

常識を疑う。

 

親の顔が見たい。

 

 

あらゆることを自分の「常識」のフィルターを通して判断する。

 

 

だけど、それはただ単にそこにあるだけ

 

良いも悪いも無い。

 

夕陽が沈む海にも、良いも悪いも無い

 

 

そこにあるのは「好き」か「嫌い」か

 

「心地良い」か「心地悪い」か

 

あるのはそれだけ。

 

 

では、「好き」か「嫌い」かって、どこから出てるものだろう。

 

そう、自分の中から。

 

 

美しい夕陽からではなく、捨てられた空き缶からでもない。

 

それを見た「あなた」の中から出てきているもの。

 

 

美しい夕陽の砂浜に、あなたが「美しくない」と思う空き缶があったなら

 

ただ単にそれを拾ってゴミ箱に入れればいいだけ。

 

 

すると、あなたが「美しく、好きだ」と思える海岸が完成する。

 

 

ただ、それだけ。

 

 

 

わたしたちの生きている、まわりの世界もそれと同じ。

 

全ては、ぬりえの下絵のようなもの。

 

 

色がついていなくて、輪郭はある。

 

周りの人も、同じ輪郭の中で生きてる。

 

 

だけど、どこに色を塗るか。

 

どんな色を塗るか

 

 

それでその人の人生が作られていく。

 

 

嫌いなこと

 

腹の立つこと

 

自分に不都合なこと

 

そこばかりにフォーカスして、そこに黒い色を塗っていくと

 

世界は暗黒になる。

 

 

 

美しいもの

 

好きなもの

 

心地良いもの

 

そこに好きな色を塗っていくと

 

世界は楽園になる。

 

 

 

立体的な透明なアクリルのように見える町並みを歩きながら

 

今朝のわたしはそんなことを思っていました。

 

 

紛れもなくわたしの世界はわたしが作っているということ。

 

そのことが、ようやくストンと腑に落ちました。

 

 

同じ場所にいても違う世界を生きていること。

 

その意味が、この「ぬりえの世界」を感じたことで納得できました。

 

 

すべてはそこにあるのだけど、どこに色を塗るか、どんな色を塗るかで

 

出来上がる絵は全く違うものになる。

 

 

そして、それは完全にわたしの自由なのです。

 

 

それでも、生きて来た中で「親から言われたこと」「常識」「多数派の意見」などで

 

自動的に色を塗っている人も多いでしょう。

 

 

いったん、ぬりえの輪郭だけに戻してみませんか?

 

 

白に戻して、大きく深呼吸して

 

それから、好きな色を塗っていく人生にしてみませんか。

 

 

そのためには、本当の意味で「自分が世界を作っている」ということを

 

理解して、その責任を負う覚悟が必要です。

 

 

 

「きれいな色を塗ってくれそうな誰か」

 

「私の好み通りに色を塗ってくれそうな誰か」

 

を探し求めている人もいるし

 

 

「誰でもいいからきれいな色を塗って」

 

そんな風に、全てを自分以外の周りに依存している人も多く感じます。

 

 

「この人なら!」と信じて託したのに

 

全く違う色を塗られた!と憤慨している人もいます。

 

 

 

自分以外に「自分の好みぴったり」に世界を仕上げてくれる人なんていません。

 

 

自分の理想の世界は自分にしか作れない。

 

 

 

 

腹をくくって、自分の足で一歩を踏み出してみませんか。

 

 

 

 

 

 

 

旅行前にお客様からいただいたお花。

 

1週間経ってもそのまま、全く変わらず咲いていてくれました。

 

 

 

 

 

 

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