年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記 -499ページ目

キャリアデザイン (ライトワークスビジネスベーシックシリーズ)/田路 則子 11128

キャリアデザイン (ライトワークスビジネスベーシックシリーズ)/田路 則子
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★★★☆☆



おお、ぴったりのタイトルの本!

と思い手に取るのだが、どうもしっくりしない。


その理由は、私に基礎知識や経験が欠如しているだけ、

かもしれない。


手っ取り早くそのジャンルのことを浅く広く知るためには

関係ありそうな資格をとるのが一番なのだが、

本を乱読するより、「体系だった勉強」の方がいいのかなぁ、

と本書を読んで改めて感じた。






本田式サバイバル・キャリア術/本田 直之 11127

本田式サバイバル・キャリア術/本田 直之
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★★★☆☆



「キャリア」と名前のつく本を

片っ端から読んでいる。


タイトルからして、

「自分の求めているものとはちょっと違うかな?」と

思いつつも、他に素晴らしい本も書かれている

本田直之さんの本だし、手にとってみる。


組織の中や、組織から外れて、

如何にサバイバルする為に、

キャリアを磨いていくか、というもの。


「サバイバル」という立ち位置が、

ちょっと受け止めがたいなぁ、と。

キャリア開発や自己研鑽、自己の成長は、

もっと楽しいもの、自発的なもの、人間本来の欲求そのもの、

いや、人生そのもの、だと思う。


「サバイバルの為にキャリア開発」

というのは、氣持ち的にはわからなくは無いけど、

サバイバルする為に生きる、というのは本末転倒なのでは?

と思ってしまうのは私だけだろうか。





致知 2011年5月号:特集「新たな地平を拓く」 11126

『致知』2011年5月号


致知 2011年5月号:特集「新たな地平を拓く」


★★★★☆


先日、久しぶりにグロービス経営大学院の

「致知輪読会」に参加することができた。


徳永さんと二人で立ち上げてもう一年半が経過するが、

広報宣伝もしない中でメンバーは25人にも達し、

致知の吸引力の凄さとグロービス経営大学院生との

相性の良さを感じる。

年度初めの忙しい中、8人もの仲間が集まり、

和氣藹々と致知と手に話に花が咲いた。


今回印象に残ったキーワードは「矛盾」だろうか。

クリティカルシンキングを学んだ頃は、

「矛盾」は忌むべきもの、何とか解決せねばならないもの、

と思っていたが、きっとそうではないのだろう。


善か悪か、正か誤か、と単純に割り切れるものに、

きっと真実など、無い。

矛盾を矛盾のまま受け止める。

でもそれは「思考停止」や「あきらめ」ではない。

その矛盾を常に自らへ問い続けること。

そこに、新たな地平を拓く、何かがあるのではないだろうか。




斎藤一人 ツキを呼ぶセラピー [新装版]/斎藤 一人 11125

斎藤一人 ツキを呼ぶセラピー [新装版]/斎藤 一人
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★★★★★


すっかり口癖になった

「ツイてる!」と言う言葉。


我が家でもすっかり馴染んでいて、

特に3歳の次女が「ツイてる!ツイてる!」と

叫ぶのを見るとほほえましくなる(笑)。


昔から、運はかなり良かったと思うが

そういえば、本当に最近ツイてる。


「良きことが、怒涛のごとく」

とは、本当のことだな。


斎藤一人さんの本を益々読み込んで、

完全に自分のものにしたいと

改めて思う。




コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する/石井 裕之 11124

コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する/石井 裕之
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★★★★☆


「なんとなく」にこそ、真実がある。

その「なんとなく」に焦点を当てた本。


「何氣ない」というのは、本当に怖いものだなぁ、

と改めて氣がつかせてくれた本。









節目に強い人が成功する/中谷 彰宏 11123

節目に強い人が成功する―あなたの「格付け」をアップする44の具体例/中谷 彰宏
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★★★☆☆


今年は大きく異動もしたし、

もうすぐ40歳だし。

大きな節目になるに違いない年。


その節目を、力強く乗り越え成長したい。

そんな思いから、手に取る。


サービスの話が良く出てきたが、

人事部のお仕事も「サービス的発想」で

改めて見直すことができないか、と思っている。


そのヒントをいくつか頂けた氣がする。



最新人材と組織のマネジメントがよーくわかる本/杉山 浩一 11122

図解入門ビジネス 最新人材と組織のマネジメントがよーくわかる本/杉山 浩一
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★★★★☆


人材は採用後、どこかに配置しなければならない。

その配置は、どうすればよいのか。

この1ヶ月間、考え続けている。


それは「適材適所」ですよ!

と言う人、書いてある本はよく目にするが、

では「適材適所」とは何なのか?

に応えてくれる本、応えようとしてくれる人、

に未だ出会えていない。


この本は、その問いに応えようとしていただけでも、

素晴らしい本だと思う。


「適材適所」って、何なのだろうか。

経験豊かな経営者、人事のベテランのみが、

直感でしか答えを出せないもの、なのだろうか。




昭和天皇の悲劇―日本人は何を失ったか (カッパ・ビジネス)/小室 直樹 11121

昭和天皇の悲劇―日本人は何を失ったか (カッパ・ビジネス)/小室 直樹
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★★★★☆



大学生の時に、貪るように読んだこの本。

なぜか机の上においてあったので

ついつい懐かしくなって手に取る。


いたるところに書き込みがあったり、

わからない言葉を解説してたり。

なかなか真摯に勉強しているなぁ、

と思ってみたりして。


この本でも、小室節が炸裂する。

後の更なる小室直樹先生の精緻さまでは至らないが、

却ってその真情が伝わってくるよう。


 大日本帝国は立憲国家であった。

 天皇は、専制君主ではなく立憲君主であった。

 ゆえに天皇は、輔弼する者が一致して奏上したことは

 お氣に召さないことでも、裁可されなければならない。

 したがって、いかなる決定といえども、

 輔弼の任に当たる者(国務大臣、参謀総長、軍令部総長)

 に責任がある。

 天皇に責任があるということは、考えられない。


 このように論ずる人々は、すすんで次のようにコメントする。

 大東亜戦争終結にさいして下された「聖断」は、

 なぜ、大東亜戦争開戦のときには下されなかったのか。

 「聖断」によって、なせ戦争を阻止し得なかったのか。

 ニ・ニ六事件のさいに示されたような決断は、なぜ

 大東亜戦争開戦の前には示されなかったのか。

 

 この問いには左のごとく答える。

 ニ・ニ六事件の時には、日本政府は消滅していた。

 参謀本部、軍令部を含めて軍部に

 意思決定の出来るものなどいなかった。

 国務大臣、軍首脳だけでなく、当時の日本の上層に

 確乎たる意見を持つものはいなかった。

 輔弼の臣は不在であった。

 国家・国民は危殆に瀕していた。

 緊急事態である。


 ゆえに、立憲国家に対する緊急な国権の発動として

 天皇大権が発動されたのである。

 終戦にさいしての「聖断」もまた同様。

 ポツダム宣言の受諾か本土決戦かをめぐって、

 輔弼にあたる臣の意見は二分した。

 そのため、輔弼不能となった。

 ちなみに、輔弼は、全員一致でなければならず、多数決ではない。

 他方、国家・国民は危殆に瀕している。

 荏苒として時をすごさんか国民の犠牲は、はかりしれない。

 緊急のさい、輔弼が不可能となったのである、

 ゆえに、立憲国家に対する緊急な天皇大権の発動として、

 「聖断」は下された。



畏れ多くも昭和天皇ご自身が、

この本をご覧になったら、何をお感じになるのか。

「わが意を得たり」と思われるのか、どうか。

とても氣になるところだ。

 

真っ当な株式投資 (NB Online book)/板倉 雄一郎 11120

真っ当な株式投資 (NB Online book)/板倉 雄一郎
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★★★★☆


久々に投資、ファイナンスの本が読みたくなる。

最近、「ヒト」系の本ばかり、だったからなぁ。


私の株式投資歴は、期間だけはやたらと長いが、

あまり成長したとは思えない。

MBAでファイナンスやバリュエーションは一通り学んだけど、

実際の投資には活かしていない。

10年以上も前に買ったいくつかの株をずーっと持ったきり。


この本を読んで、久々に投資もしてみたいなぁ、と思った。


この本の中で何度も「有価証券報告書を読め」

とあったが、まずは有報を読み込んでみよう。



斉藤一人の絶対成功する千回の法則/斎藤 一人 11119

斉藤一人の絶対成功する千回の法則/斎藤 一人
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★★★★☆

定期的に読みたくなる斎藤一人さんの本。


「幸せだなぁ」という口癖も、

最近かなり自然に出てくるようになった。

変な目で私を見る人も多いが、

氣にしない氣にしない。


元々幸せだけど、

更に幸せが加速している氣がしてきたなぁ。