<図解版>なぜ、占い師は信用されるのか?/石井裕之 14064 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

<図解版>なぜ、占い師は信用されるのか?/石井裕之 14064

<図解版>なぜ、占い師は信用されるのか?/石井裕之
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「図解版」は四回目。
ここが今回興味を惹いた。

 相手の心を開くテクニック2

 実際には、お互いの印象というのは、
 会話以外の部分で出来上がってしまうことが多いのです。
 どんなに言葉がスムーズでも、それによって相手に
 好印象を与えるとは限らないのです。

 潜在的に相手に圧倒的な好印象を与える
 テクニックをお教えしましょう。
 
 実は、ポイントは、あなたがしゃべるときではなく、
 相手がしゃべっているのを聞いているときにあります。

 話をしながら、相手は当然「息つぎ」をしますよね?
 ばーっとしゃべって、息を吸って、
 それからまた話し始めます。

 相手が息を吸って、吐く息に乗せてしゃべりはじめるタイミングで
 あなたはゆっくりうなずくのです。
 つまり、話の内容に対してうなずくのではなく、
 相手の吐く息のリズムに合わせて深く、ゆっくりうなずくということです。

 文章で読むと難しく思えるかもしれませんが、
 ちょっと意識をして練習してみるだけで
 案外スムーズに出来るものです。

 ちょうど、お母さんが赤ちゃんの寝息に合わせて、
 ぽんぽんと軽くタップしてあげるのと同じで、
 吐く息のリズムに合わせてうなずかれると、
 潜在意識的にとても安心するのです。



これは実に面白いね!
「相手の呼吸を読んで技をかける」
というのは合氣道に共通する。
相手が息を吐いている時というのは合氣道的に言えば、
もっとも相手が強く最良の状態で、技をかけるのが難しいタイミング。
その時に相手を受け入れる。

ロジカルに考えると、相手が話す前に頷いているということは
話す中身はどうでもよく頷いているということに他ならず、
「ちゃんと話聞いてんのかよ?」と思わないものなのか、
とも考えられるが、直感的にはこの通りだ。

そういえば、こんなタイミングで頷く人、
ごくたまにいるよね。何となくオバサンに多い氣がする。
彼女らは、天性のグレートコミュニケーター、ということか。



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