座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本/齋藤孝 14061 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本/齋藤孝 14061

座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本/齋藤孝
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★★★★☆

今回響いたのはここ。
 
 結局、最も偉大な技術とは、
 自分を限定し、
 他から隔離するものをいうのだ。

ゲーテは諸外国語に堪能だったが、
書くときにはドイツ語にこだわった、という。

転職してもうすぐ二年が経過するが、
結果的に成功だったと思うのが、
「不動産」という得意なフィールドの中で転じた、ということだ。
分譲マンションや商業サブリースから、という違いはあったものの、
大きな「不動産」という括りの中で次の一歩を選んだのは
今考えると実に賢明な判断だったように思える。
グロービス経営大学院やらなんやらで学び、
何でも出来るような大きな氣になっていたが、
「自分を限定」を無意識にしていたのは良かった。

 重要なことは、けっして使い尽くすことのない
 資本をつくることだ。


資本も大事。負債も大事。
そのバランスが最も大事。
資本があるからこそ、初めてレバを掛けられる。
自己鍛錬、自己研鑚という視点からすると、
資本は人間学であり、負債は時務学なのでは?
と感じる。
MBAでの学びではレバを効かせ過ぎたので、
ここは資本を蓄積する時間。
またレバを効かせる日が来た時に、
慌てないように。


座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本/齋藤 孝 12197