現実を視よ/柳井正 13067
- 現実を視よ/柳井正
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図書館で予約し、半年近く待った本。
この本で柳井さんが仰りたかったことは
この「現実を視よ」の一言の全てにこめられている。
自分も含めて、人は都合のいいことだけを
事実として捉えたがる。
「現状維持」が一番楽チンだからだ。
自分の居るところから一段高いところに上がり、
自分のおかれている場、状況を冷静に客観的に視る。
何をすべきで、何を止めるべきなのか。
最も見たくない「現実」を直視する。
それは「自己否定」「過去の成功体験の否定」
の繰り返し、に繋がるのだろう。
昨日読んだ「孫子」の読み方/山本七平 と同じだ。
それこそが「情報」なのだ。