眼力/齋藤 孝 06063
- 齋藤 孝
- 眼力
- ★★★★☆
久々の齋藤孝先生本。
人物を見るに、マトリクスを書いて人物の位置づけを明確にする、
という技が紹介されていた。
マーケティングでの市場のセグメントや
自社や自らの商品のポジショニングでの考え方と同じだ。
これはある世界において(例えば社内とか自ら属する業界とか)
自分をマーケティングするときにも役に立つのだろう。
4月より私の組織に人が増えるのだが、
その人(年上のお姉さまだが後輩として指導しなければならない)と
金曜日にミーティングをした際に私が彼女へした話と偶然一緒だった。
「当社や当部門のあるべき姿は?足りないところは?
ではその姿にたどり着くために、足りないところを補うために
はどのような人材が必要だと思う?
ではその人材に自分はなるためにはどのようにしたらいいと思う?
そのように考えていけば、組織に絶対必要な人になれて
仕事も面白くなるよ」
彼女は理解し納得してくれただろうか。
この本を読みながら、ふと思った。