眼力/齋藤 孝 06063 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

眼力/齋藤 孝 06063

齋藤 孝
眼力
★★★★☆

久々の齋藤孝先生本。


人物を見るに、マトリクスを書いて人物の位置づけを明確にする、

という技が紹介されていた。


マーケティングでの市場のセグメントや

自社や自らの商品のポジショニングでの考え方と同じだ。


これはある世界において(例えば社内とか自ら属する業界とか)

自分をマーケティングするときにも役に立つのだろう。


4月より私の組織に人が増えるのだが、

その人(年上のお姉さまだが後輩として指導しなければならない)と

金曜日にミーティングをした際に私が彼女へした話と偶然一緒だった。


「当社や当部門のあるべき姿は?足りないところは?

 ではその姿にたどり着くために、足りないところを補うために

 はどのような人材が必要だと思う?

 ではその人材に自分はなるためにはどのようにしたらいいと思う?

 そのように考えていけば、組織に絶対必要な人になれて

 仕事も面白くなるよ」


彼女は理解し納得してくれただろうか。

この本を読みながら、ふと思った。



齋藤 孝
眼力